【 大野英章の“昼夜常精進”】

空手道場 白蓮会館(佐賀・福岡) ならびに 日蓮宗仙道山勝厳寺の活動日記。

仙道山勝嚴寺は、佐賀県にある日蓮宗の寺院。各種因縁・未来鑑定/加持・祈祷修法・お祓い・追善供養・水子供養/葬儀・納骨堂・墓地/宗教相談/妙法蓮華經/観心の本尊

国際空手拳法連盟 白蓮会館九州本部は、佐賀・福岡で活動する実戦空手道場。護身錬胆・健康増進・精神修養。ステップ指導で無理なく上達/各会員の目的に応じたクラス編成/新人戦・選手権への挑戦/子供達の礼儀の徹底と体力の向上。

土曜日は丸一日、御信者の小谷さんと、これまた関西の神社仏閣巡りに行きました。

大阪城から南へ茶臼山という小さな丘があります。
ここは大坂冬の陣で徳川家康が、大坂夏の陣で真田幸村が本陣を張った場所で、まず、その麓にある堀越神社に参拝。
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その後、日本史オタクだったわたくしは、テーマからややずれるものの、やはり茶臼山に登りたくて行ってきました。
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至る所に六銭文が刻まれています。
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やはり真田幸村は日本史上屈指の英雄なのだ。
わたくしにとっての真田幸村は、今でも小学生の頃に観たNHK大河ドラマの草刈正雄。
最後に自決するシーンなども目に焼き付いています。
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上田城に行ったことはありませんが、まさに茶臼山も真田幸村記念館(建物はありません)の様相。
大阪の人はやはり家康ではなく、豊臣方の武将がお好きですね。

続いて向かったのは信貴山。IMG_8968
ここも歴史のあるお寺で、聖徳太子の時代から始まった山城でもあります。
こちらの御本尊は毘沙門天王で、その関係でさまざまな寅の置き物が目につきます。
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奥之院に気安く登り始めたのはいいが、これがまた険しい山登りでかなり堪えました。
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少なくとも、雪駄を履いて着物で行くような山ではなかった。
ここは最後、松永久秀の居城だったと言われています。

最後に向かったのは、大阪狭山市の狭山神社。
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小さなお宮かと思っていましたら、ここもかなりの広さ。
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最近、マイブームの百度石を発見。
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そんなこんなで、普段足を運ぶことのない素晴らしい神社仏閣にお参りさせていただくご縁を授かりました。皆様ありがとうございました。


夜は再び神戸の洋食屋つよしに戻って、山口さんが描かれた鬼子母神様の絵に、経文を書き込むというプレッシャーのかかるお願いをされました。
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先に絵が描いてあるものに文字を書くってなかなかつらい。なんとか一気に書き上げました。
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さらに、白蓮会館播戸支部長に誘われて、勇誠会の代表である酒谷師範が経営する『』に。
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稽古は終わっていましたが、ちょこっと道場も見てきました。
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最終日。神戸グリーンアリーナにて宮野道場主催のリアルチャンピオンシップトーナメント本線大会です。
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白蓮会館九州本部からは龍悠斗が出場。
せっかくの試合は、わたくしの参拝と重なり応援できず残念でした。

帰りは田村先生と伊丹空港まで一緒でした。
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で、搭乗口では、まさかの別宮兄弟と遭遇するという。
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そんなバタバタした(ある意味ゆっくりできた)9日間でありました(東京3日間滞在記につづく)。

金曜日は、勝嚴寺大學神戸教室の受講生有志の皆様と、修學旅行と銘打って神社仏閣参拝の小旅行を行いました。
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金曜日の日中だけがスケジュールが空いており、いつも神戸教室の場所を提供してくださる山口さんの提案により実現しました。
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最初に、地元では生駒聖天の異名で知られる宝山寺に行ってきました。

まぁ、なんと言っても広い!
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こちらは模型ですが、諸堂の数の多さと言ったら、とても廻りきれない。
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本来は、山頂の奥之院まで参拝できたようですが、今では崩落の危険性が指摘され、その手前までしか登詣できませんでした。
しかし、山頂に近い不動明王の御堂では、実に丁寧にこのお寺や信仰についての解説をいただきました。
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↑こちら。

どうやらこちらにお住まいのようです。
徒歩しか移動手段のない山の上ですから、日々のご苦労を考えると頭が下がります。

帰りに、山道の素敵な食堂で昼食を。
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メニューにはいろんな料理がありましたが、せっかくなのでベジタリアンランチをいただきました。
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続いて、車で約1時間かけて奈良県桜井市の大神(おおみわ)神社へ。
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ここは、三輪山そのものが御神体で、建築物としては拝殿だけが存在する(それに付帯する諸堂も含む)型式の、極めて古いかたちの神社です。
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九州で言うと、宇佐神宮の奥宮である御許山のようなものです。
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しかしながら、予想をはるかに上回る境内地の広さ。まさに宇佐神宮レベル。
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へびが象徴らしく、いたるところにへびをモチーフとしたものが。
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御手水。
普通は龍神ですが、こちらはへびです。

こちらではみんなで昇殿して御祈祷を受けました。
わたくしはここで失礼して大阪に戻り、SNS上でお声かけいただいた小杉上人に食事をご馳走になりました。
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ちなみに今回が初対面です。
まさかこの2人が全く偶然に翌週に再び対面することになろうとは、この時はまだ及び知らない(つづく)。
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最近、内藤貴継支部長がYouTubeを始めまして、そのチャンネルの中で各道場紹介の動画が好評を博しております。

必ずしも内藤支部長が全ての道場に行ってレポートができるわけではない。
ということで、代わりに3つの道場に、撮影を兼ねて出稽古に行ってきました。

初日、火曜日は白蓮会館神戸支部。
人生初、阪神電車を三宮から乗る。
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そしたら、やっぱりいた。
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ここは神戸なのに、乗ったままで東大阪まで行くのか。

そんなこんなで神戸支部に到着。
動画を撮るのに一生懸命すぎて、写真は1枚もありません。

それで完成したのがこちら↓
内藤支部長が最初に作った道場紹介の動画が実はわれわれ白蓮会館九州本部だったのですが、次第に編集技術が上がってきていて、当時からするとわずか3か月ですが、かなり立派な内容です。ヤキモチ妬きます。


翌日は宮野道場に行ってきました。
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撮影に関しては、2日目だったので多少要領を掴んでかなり効率よくできたと満足しております。
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例によって動画を撮るのに一生懸命すぎて、、、写真はこの2枚しかありません。

でも久しぶりに世界チャンピオン宮野代表ともスパーリングもできて、撮影もちょっと慣れて、楽しい稽古ができました。



ところで、わたくしは関西に7年も住んだことがありながらあんま理解してなかったのですが、宝塚から神戸って意外に遠い。

1000人規模の大会開催直前の宮野代表に、わざわざクルマで1時間かけて新神戸のホテルまで送ってもらいました。稽古後には食事もご馳走になり、本当にありがとうございました。



3日目・木曜日は、元福岡道場指導員・山鼓大を連れて白蓮会館福井道場へ。
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年少部のスパーリングクラス、および一般部の柔術クラスに参加してきました。

え?柔術クラス?

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いかにも。柔術クラスでござる。

なんと白蓮会館福井道場には、週に1回、なんと柔術クラスがあるのです。

全く未経験ながら、わたくしも参加してきました。
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師匠が素人なのをいいことに、現在総合格闘技でプロを目指して頑張っている山鼓大に、わずか3分間で4回もギブアップさせられました。


今回、火曜日は白蓮会館神戸支部、
水曜日に宮野道場、木曜日に福井道場と3つの道場に出稽古に行きましたが、この3道場に共通することは、一般部の道場生が多いこと。
白蓮会館九州本部だって、別に一般部は決して少なくない。ただ、どの道場にも人数で負けた。
とにかく一般部に活気がある。

しかも、40歳以上の方が多かった。

この秘密はなにか。

誰に強制されるわけでもない、経済的にも精神的にも自立した社会人が、能動的に道場に入門し、忙しい中スケジュールを調整して自発的に稽古に参加する道場とは?

まぁ、一言では表せませんが、どの道場も格闘技の本質を伝えようとしていること。
道場生の個性を尊重していること。
つまるところ、こういうことなのだなぁと考えさせられました。

ああ、やっぱり出稽古に行って良かった。
毎日指導していると、他の道場の雰囲気を肌で感じることとか全くないもので、本当に勉強になりました。


ちなみに福井道場に行く前に、上本町で大学の同級生の西側博基くんと10年ぶりの再会。
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わずか2時間足らずの語らいの時間でしたが、久しぶりに関西在住のみんなの動向など、いろんな話ができました。


なお、宮野道場と福井道場の紹介動画は、ただいま白蓮会館佐賀県大会直前のため、2月11日の大会終了後のアップになるかと思われます。
皆様どうぞご期待ください(つづく)。






あっと言う間に1週間が過ぎてしまいましたが、1月18日から26日までの9日間、久しぶりに長期間自宅を離れて関西に滞在しておりました。

19日(日)に大阪府立体育会館にてジャパンアスリートカップ(JAC)、翌週の日曜日26日に神戸グリーンアリーナにてリアルチャンピオンシップトーナメントが立て続けに開催され、それぞれに選手が出場するので、こんな機会もめったにないからと指導も全部交代してもらって、この機にそのまま関西に居続けて、ご無沙汰している方々に挨拶したりして過ごしてみようと、そう思ったわけです。

18日は、往復のチケットを嫁に任せていたら、まさかの始発。人気がないから安いらしい。
しかし、8:00に大阪に着いても夜のレセプションパーティまで、いや、ホテルのチェックインまですることがない。
結局4:30に起きて家を出て安い飛行機に乗り、数千円使ってネットカフェで寝るという帳尻合わせをして、翌日のジャパンアスリートカップに臨んだわけです。

結果は2階級でチャンピオン誕生!
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辻七海は、これまで3回開催されたジャパンアスリートカップ全て優勝3連覇という、現時点で誰もなしえていない大記録を樹立しました。
一方の本田ななかも3回の大会で2回優勝、1回準優勝という、これまたとんでもない大記録を残してくれました。

2人の戦いっぷりは内藤支部長がYouTubeにまとめてくださってます。ぜひご覧ください。

七海が優勝、ななかも優勝という報告を聞いて、ああ、やっぱりな、などと思われたかもしれません。
しかし、この現場にいなかった道場生の皆様に強く伝えたいのは、この2人も、いつだって楽に優勝したことは1度もないということです。
毎回強豪相手に、ギリギリどちらに転んでもおかしくない試合で、全てを削って戦った結果、薄氷を履む勝利を重ねてきたのです。
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今回、白蓮会館九州本部からJACの本戦出場権利獲得者は6名(七海・ななかのほか、本田ののか、陣内美桜、辻蓮海、中村彩良※今回欠場)。なんと全員が女子でした。
その全員が1回戦突破。それぞれに素晴らしい戦いを見せてくれました。
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終わって九州勢は近所で打ち上げ。
普段一緒に稽古する機会のない佐賀道場生、福岡道場生同士だいぶ仲良くなれたようです。
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さて。翌月曜日は、大阪に行った時は必ず開催する、阪急春日野道の駅前にある洋食屋つよしにて、丸一日、恒例の勝嚴寺大學神戸教室でした。
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そこで、結界をはるための塩を受講なさった皆様にお配りして。

さらに翌火曜日の日中は、様々な御神体やお札などの魂入れや、クルマのお祓いなど。
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夜は、白蓮会館神戸支部に、実に5〜6年ぶりに出稽古に伺いました。(つづく)



1月18日〜26日まで大阪近辺におり〼。

19日に大阪府立体育会館で開催されるジャパンアスリートカップ(JAC)、翌週26日(日)神戸アリーナで開催されるリアルチャンピオンシップトーナメント本戦大会。

わずか中6日で2回も九州から関西へ出かけなければなりません。

悩んだ挙句、スケジュールを調整して、そのまま居続けることにしました。

人生でこんな機会もなかなかない。
大阪には年に3〜6回ほど行きますが、常に空手の大会絡みで、試合が終わればとんぼ返りです。
せっかくの貴重な機会なので、ご無沙汰をしているいろんな方に御挨拶に伺ったり、出稽古に伺ったり、神社仏閣に参拝したり、大学時代や本部職員時代の懐かしい思い出の場所を巡ったりしたいと考えております。

現時点(1月8日)でのわたくしのスケジュールは

18土 昼 佐賀を出発 夜 JAC前夜祭(なんば)
19日 終日 JAC本戦大会(なんば)
20月 終日 勝嚴寺大學神戸教室(神戸)
21火 夜 白蓮会館神戸支部出稽古(神戸)
22水 空き
23木 空き
24金 空き
25土 終日 某御信者様御修祓(大阪)
26日 終日 リアルチャンピオントーナメント(神戸)
大会終了後、そのまま九州に戻る

となっております。

出稽古に伺った道場では、内藤支部長のYouTubeチャンネルの【 道場紹介シリーズ 】の動画も撮影しようと思ってます。

もしこの期間に大阪近辺にてお会いできる方がいらっしゃれば、ご連絡をお待ちしております。

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↑こちらは阪急電車の車窓から。
梅田から十三に向かう淀川の上で、一斉に神戸線、宝塚線、京都線が揃って北上する瞬間の写真です。
こーゆーどうでもいい体験をしようと考えてます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

肉を食べるのをやめて、1年が経ちました。

やめて最初の2か月ほどは禁断症状?が出て、相当辛かったのですが、今ではこのスタイルが板について、日常生活にさして差し支えを感じなくなりました。

実を言うと、11月に試合に出たので、その前にはちょこちょこ外食で肉を食べたこともあったのですが(カラダの柔軟性については別の機会に)。


思うことはたくさんあります。
酒をやめてもさほど考えさせられることなんてなかったのに、肉をやめたら何かと考えさせられることばかりです。


1年経ったところで、今後家族がどのような食事をしていくか、再検討してみました。

基本、家庭内では引き続きペスコ(卵、乳製品および魚介類は食べる)でいきますが、外食のルールを少し和らげることにしました。
自ら積極的に肉食を選択することはしませんが、今後、出されたものはありがたくいただくことにします。
そこで線を引き直すことにしたわけです。

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線を引く。


なぜ肉はダメで、魚はいいのか。
なぜ植物の命を奪うのはいいのに、動物はダメなのか。

日本は古来より鯨を食べる文化があったから、諸外国から捕鯨のことをとやかく言われると、やはりカチンときます。そこで一般的日本人が反論するのは
『クジラだって哺乳類なのに、西洋人は牛豚を平気で食べるくせにクジラを食うなとはどんな理屈だよ』
というもの。

彼らの線は、牛豚とクジラの間にある。

では、一般的な日本人の線は?
わたくしはまだ犬猫を好んで食べる日本人にお目にかかったことがないため、おそらくほとんどの日本人は犬猫と牛豚の間に線があるのでしょうね。
SNSでも猫の虐待動画など拡散され流れてきますが、牛豚の生育環境の向上を求める動画などは見たことがない。

では、犬猫と牛豚の差はなんなのか。

なぜ多くの日本人はここに線を引くことを是としているのか。
多くの人が牛豚を食用と定義して、一方で犬猫を愛玩用と定義して、それに疑問を持たない。


サラダバーを食べようと思うと、どんな店があるでしょう。
サラダバーがある店といえば、チェーン店のステーキハウスです。なのでわたくし達はサラダバー目的でステーキハウスに行ったことがあります。

でも、動物の生命のために肉を食べないという理由で、サラダバーのあるステーキハウスにお金を払うことは、間接的に牛豚の生命を奪うことの手助けをすることになります。

居酒屋で、僕は肉を食べないからと言ってカッコつけて別のメニューを注文しても、その店の厨房では同時刻に次々に肉料理が提供されていきます。

イスラムの人々には、ただ豚肉を食べないだけでなく、豚肉を切ったことのある包丁で調理された料理を全て拒否する方がいらっしゃいますが、おそらくそういう理由でしょう。
日本人からすると、そんなに厳密に禁忌を守ってどーなるの?みたいな感覚ですが、考えていくとどこまでも深みにハマっていくことに多少なりとも共感できるようになりました。

だからと言って、肉を売らないスーパーなんか存在しませんから、ウチはビーガンだぜ、と言ってスーパーで野菜を買っても、その行為が巡り巡って肉の販売促進を助けることになります。


結局どこまで行っても正解なんてない。

必ず世界は繋がっているのです。


別にわたくしは肉を食べない布教をする気なんてありません。
ただ逆によく批判されるので、それに対して一言申し置きするだけのことです。

わたくしなりに引いた線の場所が、多くの方の線の位置と多少ズレているというだけのことです。

食べることを制限することによって、食べることについて真剣に考える。
やはり知識というものは、体験に裏打ちされた時にようやく『智慧』へと昇華できるものなのか。
そのように考えるようになりました。

今後もどうぞよろしくお願い申し上げます。






令和2年は六十干支の第36・庚子(かのえ・ね)の年に当たります。

庚とは馴染みのない字ですが、火局の陽を表し、硬さ、重さ、また集積、蓄財、回収など、これまで散らばっていたものが一点に戻ってくる意味があります。また庚は『更』の異体字と言われ、この文字を含むもの、更新、変更、更改などの意味も持っています。
子は、あかねちゃんの『ね』です。ねずみをイメージしますが、『了』おわりと『一』はじめの合字で、一時代の終了と、新時代の始まりを意味します。
そんな庚と子の組み合わさった令和2年、どちらも強い転換を意味します。これまで価値があったものが崩壊し、全く新しい価値が生み出される1年となるのではないかと考えられます。

そんな勝嚴寺の大晦日から元旦は例年通りの新春祝祷會ならびに年越し水行から始まりました。
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参拝者はいつも通りだったものの、水行参加者はやや少なく、今年は30人の挑戦がありました。
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気温も低めで風もあって、体感温度はここ10年で一番寒かった気がします。

今回はスタンド式LEDライトを2脚購入し、明るさもバッチリ。

さて、今年のわたくしの目標は、
・昇段
・僧階昇叙
という極めて個人的なものを2点上げておきます。もう試合は疲れました。ほかにも多々ありますが、とりあえず目に見える目標としてこちらの2つを。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。






人生で初めて、落語を聴きに行きました。

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これがまた衝撃的に良かった。
落語のことは知識としては知っているけれども、実際に会場に足を運んで、その空間に身を置いて聴いてみたらイメージとは全然違いました。

きっかけは数年前に知り合った居合の先生にお誘いいただいたからだったのですが、日曜日のお昼はどうしてもお寺の法務が立て込んでおりまして、14:00に福岡は間に合わない。
会場に遅刻して到着し、途中に扉を開けるのを遠慮して仲入り(休憩のこと?)までロビーで待つことに。

後半は桂春蝶さんから。
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なぜ落語家が洋服を着て、観客が着物を着ているのかは謎です。

わたくしは、ネット上で見かけた
『落語は、話が長く、最後まで聞かないと分からない点が、現代の笑いに合わない』
というような落語評論をなんとなく鵜呑みにしておりましたが、全然そんなことはない。
話のテンポも、言葉遣いも、全く飽きさせない。もちろん本論となる話があるのですが、その前後の話術はきわめて現代的で、複数人のトークではない1人話でここまで観客を惹きつける高いスキルがあることに驚かされました。

トリは柳家花緑さん。
この方の話の演題は『文七元結』。

もう、泣きっぱなしでした。

まさか落語で泣くなんて、と思いました。

これはカッコ悪いと思ったのですが、まわりにもけっこう泣いてる方がいらっしゃる。

とにかく登場人物に感情移入してしまう。

1時間くらいの長い長いお話でした。


終わって外に出て、余韻の中で文七元結を検索しましたら、

文七元結(ぶんしち もっとい)は、三遊亭圓朝の創作で、落語のうちの人情噺のひとつ。登場人物が多く、長い演目であり、情の中におかし味を持たせなくてはならないという理由から難しい一題とされ、逆にこれができれば一人前ともいわれる。

ほうほう。

さっそく自宅に戻って、YouTubeで文七元結の動画を観ました。

ちなみに約1時間強です。

それを3本観ました。
・古今亭志ん朝
・柳家喬太郎
・立川談志

いかにわたくしがこの話に熱狂しているかお分かりでしょう。

どの方の話も、それぞれに特徴があって素晴らしかった。
例えば談志さんは、親戚付き合いというのはどんな意味なのかを面白おかしく喩えを使って説明するところが良かったし、花緑さんは、文七が店の名前を思い出すシーン、べっ甲屋の主人がお祝いの酒を買い出しに行くシーンを省かれたりしていました。
他にも例を挙げればいろいろあります。


それでも柳家花緑さんの話が一番良かった。


それはもちろん、実際に会場でリアルタイムで聴くという臨場感効果もありましょうが、柳家花緑さんが一番良かったと言える理由は、登場人物の誰が今しゃべっているのかというコントラストが明確だったことです。
体の向き、顔の向き、表情、それに何より声色、トーンの違いがはっきりしていて、話の筋が何よりわかりやすかった。

だって、泣かされたのですよ。
それくらいの強い臨場感があったのです。

今回は落語でしたが、おそらく落語に限らずどんな業界でも、その道を極めた方のパフォーマンスを、実際に足を運んで、目で見て、耳で聞いて、しっかり体験する、ということは本当に素晴らしいものだなと思った次第です。







いや。負けたんですけどね。

11月23日(土・祝)佐賀県立総合体育館において開催された、正道会館主催・葉隠カップ全九州空手道選手権大会の、レジェンドの部というワンマッチに出場しました。
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このレジェンドの部というコンセプトが実におもしろい。

普通、空手の試合といえばトーナメント。
一般部はもちろん、小学生もトーナメントだし、壮年部のおっちゃん達もトーナメント。全国各地、どこを見てもトーナメント戦ばかりです。
しかし、トーナメントって結構残酷で、ただ1人のチャンピオンを除いて、他の全選手は必ず負ける。
まぁ、最初はそうやって誰もが生存競争を勝ち抜いていかなきゃならないのですが、それぞれの道場で、その道場の代表者だったり、高段者の師範代クラスの方が、いくら勝っても勝っても、優勝以外は負けるまで永遠に対戦させられるトーナメント方式に出るのは、なかなかつらいものがあります。

そこで昨年から葉隠カップで採用された『レジェンドの部』。このクラスは、ボクシングとかで一般的な、ワンマッチ形式なのです。
しかも、勝った人は翌年どなたかの挑戦を受ける。いわゆる防衛戦です。出場資格は40歳以上で、道場の責任者もしくは二段以上の師範代クラス、または往年の全日本タイトル保持者。

チャンピオンは観客の前で『来年は◯◯会館の◯◯先生とやってみたいです』などと爆弾発言をする。

過去、こんな恐ろしい大会があっただろうか。
大観衆の見てるところで名指しされるなんて。

でも盛り上がるんです。
そんなこんなで、御指名により今大会の出場は昨年から決まっておりまして、正道会館大分南支部の関義人選手と対戦しました。
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関選手は、つい数年前の正道会館全九州空手道選手権大会の一般重量級で、総本部の若手有力選手を破って優勝するなど、まだレジェンドというより、ほとんどリアルタイムで全盛期の強さを保っています。
ちなみに関選手とウチ(白蓮会館九州本部)の選手も過去、田中亮、田中徳晃が対戦していますが、これまでみんな負けていて、そのリベンジの意味もありました。

しかし、試合が近づいてもモチベーションが全然上がらない。
拳も痛いし、膝も痛い。練習できない言い訳をすると、いくらでも出てきます。 

なにより、気力がない。
長距離のロードワークや山道ランニングには行こうと思えるのですが、瞬発力を付ける練習、ダッシュやスタミナのミットなどがとにかくしたくない。

これを、肉を食べていないからと肉断ちのせいにしてみたり。
まぁ、なんとか走り込みだけに頼ってスタミナをつけて、今回の大会に臨みました。

ウォーミングアップは、なんと龍士會の南原先生に付き合っていただきました。
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まぁアップなんてその時になって誰かに頼めばいいや、くらいに軽く考えていたのですが、ウチの道場生も大会スタッフとかでバタバタしていて全然つかまらない。
ちょうど南原先生が
『アップしました?』
と声をかけてくださって、生意気ながら先生にミットを持っていただけないかとお願いしました。
南原先生とは最近でこそかなり仲良しですが、つい5〜6年前まで口も聞いたこともなかったのです。まさかそんな他流派の先生に、こうやって一番大事な瞬間に助けてもらうことになるなんて想像もつかなかった。改めて御礼申し上げます。

試合はなんと、一般上級の重量級決勝戦よりもあと、完全に大会のファイナルでした。
しかも演出がかなり良くて、正面のステージからMコートへ入場。
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こーゆーの、オッサンになっても意外に嬉しい。

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内容は本戦0-0、延長マスト2-3のスプリット判定で、まぁ恥ずかしくない動きはできたのかなとそれなりに満足しています。
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試合前はとにかく精神的にも体力的にもキツくて
『もう試合なんて2度と出るもんか』
とか思っていましたが、終わってみると反省点だらけで、ああすればよかった、こうすればよかった、といろいろ湧き上がり、すぐにでも再戦を申し込みたくなるから不思議です。

試合そのものは、関選手の左の上からの打ち下ろしがとにかく痛くて、距離を詰めるのを躊躇しました。自分の感触ではめちゃくちゃやられてたように思っていたのですが、後でビデオを見てみると、あら?意外に互角に打ち合ってるなぁと思いました。

わたくしだけかもしれませんが、試合中は白い霧に包まれて視界が狭くなるような感覚になるのです。久しぶりにその白い霧に包まれました。ああ、そうそう。試合ってこんなかんじだったな、と。
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しかしながら翌日になっても、したたか喰らった関選手の左のパンチの痛みが酷い。あまりにも痛いから月曜日に病院に行きました。

レントゲン撮りましたが別に骨には異常なし。
これで折れてたら
『いやー先日、空手の試合に出ましてね、その時にパンチで胸骨を折られちゃって』
とか自慢してみんなの気を引こうと思ってたのに、なんとも残念です。
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大会主催の甲斐孝先生を始め、石井館長、東本部長、対戦していただいた関選手、そのほか表に裏に応援してくださった全ての皆様に感謝申し上げます。
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翌日は、白蓮会館九州地区研修会で、福地将人選手をお招きしてのセミナーもあり、大変有意義でした。
内藤先生がYouTubeチャンネル開設してますので、よかったら皆様チャンネル登録をお願いします。

今回は道場生の試合のセコンドにほとんどつくことができませんでしたが、また週明けから指導を頑張ります。



妙法蓮華經を根本教典とする日蓮宗(他の法華経系教団も含めて)では、方便品第二から如来寿量品第十六までの間の章を読む機会がほとんどありません。
なぜそこを飛ばすのかと言えば、ちょっと語弊がありましょうが、似た内容の繰り返しだからです。

どんな内容かと言えば、授記です。
とにかく授記が繰り返される。
授記とは、佛が誰かに対して
『あなたは必ず将来〇〇という佛になれます』
という約束をしてくださることです。

法華経の序品列座の聴聞衆は、諸説ありますが1800万人ほどおりました。
普通なら
『ここにいるみなさん!将来みなさん全員、必ず佛になれますよー!』
と、全体に向かって一度だけ言えば済みそうなものを、それを釋尊は
『〇〇よ。そなたは将来〇〇という佛になり、その国の名は〇〇、その時代は〇〇と呼ばれ、〇〇もの人数の衆生が救われるであろう』
と、ひとりひとりに、わざわざ丁寧に授記をしてくださる。
比喩品第三以降、釋尊はそこにいる一人ひとりにひたすら授記をしていくので、もちろん内容はそれだけではありませんが、客観的にあまり代わり映えがしない。

この長い長い授記が、法華経全体の前半のほとんどに及びます。
なぜにこのように釋尊は、全体に授記をせず、わざわざ一人ひとりに授記をしていったのか。



さて、わたくしは空手を始めた当初、学生時代の思い出として3年くらいやってみるか、よしんば卒業までに黒帯を取れたらいいかなぁとか、それぐらいに考えていたわけです。
まさか自分が空手道場の師範になるとか、いろんな全日本選手権などの大きな大会で活躍できるなんて事は、その願望はあれども、そこまで本気で思っていませんでした。

普通、最初から全日本チャンピオンになってやろうと思って空手を始める人はいません。今より少しでも強くなれればくらいに思って空手を始めます。それが修業の過程でさまざまな良縁に恵まれ、そのおかげで当初の目標が途中でより高く再設定され、これを繰り返しながら研鑽が続いていきます。

当時の白蓮会館は、全国的に知名度は高かったものの規模としてはまだ大阪ローカルの流派でした。
わたくしが青帯だった頃、師匠である杉原正康館長が事務所で
『大野はどこ出身なん?』
と声をかけてくださった。

これはすごいことなのです。
当時の白蓮会館総本部は、とにかく道場生の在籍数がスゴくて、同じ青帯ですら名前と顔を覚えきれないくらいおりました。色帯なんて、よほど目立っていないと館長に名前すら覚えてもらえないし、個人的に声をかけてもらうことも極めて稀なことでした。

『ぼくは九州の佐賀県です』
と答えましたら
『そうか。んーなら将来、佐賀に支部ができるなぁ。頑張りや』
と言ってもらったのです。

わたくしはその言葉がめちゃくちゃ嬉しくて、あまりの感激に、
『地元の佐賀県に道場を出すまで頑張る』
という人生の目標がこの時点で確定してしまいました。


これが授記の力です。

まさにわたくしは師匠から未来の支部道場責任者という記別を授けられたわけです。
まさに良縁によってより高い場所に目標が再設定されました。

もし館長がズラリと道場生が並んでる前で
『君たちは全員、いずれ地元で道場を出すことになる』
と言われたからって、誰も空手に人生を捧げません。

館長がわたくしを名指しして、将来キミは支部長になるのだ、と言われたことが完全なる魔法なのです。
ひょっとしたら館長は似たようなことを誰にでも言ってたのかもしれませんが、その一言でわたくしはむちゃくちゃ頑張ろうという気持ちになりました。


ひとりひとり名前を呼んで、あなたは佛になれます、あなたもなれる、あなたもなれる、あなたもなれる、と個を尊重して授記をしていくからこそ言葉に力がある。

ちなみに10年前の結婚式でこのエピソードを紹介しましたら、師匠は
『へ?俺そんなことゆーてないで。彼も作り話が上手ですわ』
と言って笑いを誘っていましたけれども。


話は横道に逸れますが、キリストの映画で、キリストが両手両足を縛られるシーンがありますが、我々現代日本人の発想ならら片手が拘束されるシーンだけ見せられたら、たぶんあとの3本も同じように拘束されてるんだろなと察しますが、作製者は全部カットせずに映した。我々の感覚からすると、この映画のつくりはちょっとくどい。
しかし作製者にとっては、尊いキリストの身体がこんなにも痛めつけられているシーンなのに、それを簡単にはカットできないと考えたのだそうな。


同様に、この全員への授記という作業は、いくら煩雑であろうと省略ができない大切な行程なのです。
だからこそ法華経は他の経典より有り難いのだとも考えられます。


人々が最初から上求菩提をあきらめてしまったら根本的にどうしようもないのです。
まさに人間が向上しないように、何者かによってかけられた魔法のようなもの。

釋尊は、法華経後半の本門を説くよりも前に、この場にいる全員にかけられている、このなんとも厄介な魔法を解くことから始められたのだと考えます。

その厄介な魔法とは『あきらめ=精進の放棄』です。


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