【 大野英章の“昼夜常精進”】

空手道場 白蓮会館(佐賀・福岡) ならびに 日蓮宗仙道山勝厳寺の活動日記。

仙道山勝嚴寺は、佐賀県にある日蓮宗の寺院。各種因縁・未来鑑定/加持・祈祷修法・お祓い・追善供養・水子供養/葬儀・納骨堂・墓地/宗教相談/妙法蓮華經/観心の本尊

国際空手拳法連盟 白蓮会館九州本部は、佐賀・福岡で活動する実戦空手道場。護身錬胆・健康増進・精神修養。ステップ指導で無理なく上達/各会員の目的に応じたクラス編成/新人戦・選手権への挑戦/子供達の礼儀の徹底と体力の向上。

お酒をやめて、そろそろ10ヶ月にさしかかります。

いや。お酒やめて良かったです。ほんとに。

良かったことはいろいろあります。
まず、お金が減らない。
代行運転も、タクシーも使わない。

それだけじゃない。
ただ単に食事するだけなら30分で済むところを、酒を注文すれば1時間になり、それに見合うようにおつまみその他をダラダラと注文する。

例えばラーメン屋に入ったとして、酒を飲まなければラーメンと替玉だけの料金しかかからない。わたくしは絶対に複数回の替玉をするので安くはないが、それでも1000円を超えることはない。

しかし、もしビールを頼むとギョーザも頼む。それからチャーシューの盛り合わせを頼む。さらにビールをもう1本頼む。最後にラーメンを頼む。
そうこうして3500円程度の売り上げに貢献する。

そういうことがなくなったわけです。

いくらラーメン屋でも酒を飲むと3500円。
食事だけだと700円。

これが続くわけですから、以前ほどカネが減らない。


それから、これが何より大切なのですが、酒をやめたことで宗教的な自覚が持てました。
仏教者として、時代を超えて、地域を超えて、
『わたくしはお酒を飲みません』
と、いつでもどこでも胸を張れる。
この 『いつでもどこでも』 というのはなかなかのもので、閻魔法王の御前にても
『へい!あちきし遅まきながらよわい44で酒はやめちまったでさ』
と胸を張れる自信を持てたということです。


さて。 酒を飲むのはそんなに悪なのか。

悪なのです。
仏教的には。


釈尊は弟子に授戒をなさった。
出家者には250もの戒(約束)が授けられます。
釈尊とのあいだに交わされた約束の数が250もあるのです。

しかし、以前このブログでも紹介しましたが、これらの約束はとてもじゃないが守りきれない。
だから数を減らしてもらいます。
二百五十戒から十戒、八戒、そして五戒。

これ以上はもう減らせないよ、というのが五戒です。
だから、仏教の実践者は、少なくともこの五戒だけはまもらなければならない。

五戒とは

1.不殺生(ふせっしょう)殺すなかれ
2.不偸盗(ふちゅうとう)盗むなかれ
3.不邪婬(ふじゃいん)不倫するなかれ
4.不妄語(ふもうご)嘘をつくなかれ
5.不飲酒(ふおんじゅ)酒を飲むなかれ

の5つの約束です。

各方面から研究され尽くした感もありますが、なぜこのとっておきの5つの約束の中に、酒は飲まないでね、という毛色の違う戒律が含まれているのだろうか。

命あるものを殺すな、とか、人のモノを盗むなといった1〜4までの戒は、だいたい全世界でダメだとされてることばかり。

ところが、それらの罪と飲酒の罪は同格です。
そんなにまで飲酒は罪深いことなのか。

わたくしの感覚で、中学生の時に生活指導の先生にバレて、よりこっぴどく怒られる順番をつけるなら、もちろん殺人がマックスでしょうが

集団暴力>万引き>タバコ>不純異性交遊>>>>>>>>飲酒、ウソつき

こんな感じでしょうか。

学校の先生も、タバコに比べ、正月のお屠蘇などもあるからか、子供の飲酒には割と寛大だったような気がします。

ところが釈尊は飲酒に厳しい。
『調達破僧罪』 (提婆達多が教団の秩序を壊した罪)と、酒に水を足して薄めて売った罪と同等ですからね。


ところで、酒を飲む罪と、酒に水を入れて薄めて不当に利益を得る罪と、これだけを比べたらどっちが重いのだろう。

これが法華経陀羅尼品に出てくるということは、ひょっとすると仏滅後200年経った頃の大乗教団の内部では、飲酒がある程度容認されていたのではなかろうか。
それとも教団内で禁制品を扱うのみならず、さらに詐欺的手法で売るというダブルの罪で破僧罪に匹敵すると言われているのだろうか。
まぁたしかに、不飲酒戒のグループ内で薄めた酒を仲間に不当な価格で売りさばく奴なんざ最悪の最悪。しかも間違いなく破僧罪。


話は戻りますが、なぜ釈尊は戒律の重要度ランキングのトップ5に、250もの戒の中からわざわざ不飲酒戒を入れたのかわからない。

日本では一般的に神様にお酒を奉納します。
ひょっとして、あれは神のみ許される飲み物なのか。
人間ごときが飲んではいけないのだろうか。
しかし、焼酎やウォッカなどの蒸留酒を神様には上げない。
ということは、お米から作る醸造酒に意味があるのだろうか。 釈尊在世のインドで、米から酒を作る文化があったのだろうか。

おそらく釈尊は蒸留酒だろうが醸造酒だろうが禁止なさっただろう。
日蓮宗のお寺では護法の諸天善神にお酒を奉納しますが、そもそも他宗で本堂にお酒を奉納する習慣があるのだろうか。
あれほど釈尊がダメだとおっしゃっているものを御宝前に上げてもよいものなのだろうか。 もしかして御宝前にえっちな本を奉納するくらい無礼なことをしていないだろうか。

経典には 『酒を飲むと地獄で 〜や、〜のような罰を受ける』 との記述はあれども、なぜ飲酒を禁止しているのかの理由は書いてない。
浅学なので、もしどちらかの経典に記述があれば教えてください。

とはいえ、ほとんど酒を飲みたいとは思わなくなったわたくし。
忘年会の時に、皆様、珍しいお酒を持ち寄ってこられます。
その時に味見できないのが寂しいくらいでしょうか。


次はいよいよ、肉食をやめる番だなぁ。

年が明けて早1週間以上が経ちましたが、改めてあけましておめでとうございます。

それにしても、なんでこんなに忙しいのだろう。

この年末年始は本当に忙しかった。
白蓮会館九州本部各道場の大掃除の日、前の日の忘年会の時に嘔吐物を素手で処理したからか、朝からえらく関節が痛むし、唾を飲み込んでも痛い。不思議と熱だけはなかったものの、それ以外の全ての代表的な風邪の症状が現れ、ゆっくり休みたいけれども道場の大掃除です。自分に鞭打ち頑張りました。

翌日、ダウンしました。
丸一日寝てました。

その後、寝ていた分を取り返すべく睡眠時間を削って大稼働。無事に年越しの水行から新春祝祷会を奉行することができました(その時の詳しい様子は嫁ブログ参照)。

今年は年賀状に取り掛かるのが早かったから良かった。これを年が変わる直前まで持ち越していたら終わっていた。

年賀状と言えば、ハガキは値上がりしたのに年賀状は据え置きらしいですな。
今日以降に出す年賀状には10円切手を貼らなければいかんらしい。もし貼らずに出したら相手に請求が行くんだとか。

元日に届いた分の年賀状は処理しましたが、2日以降に暇がなくて、残りは明日やる予定です。なので10円切手が大量に必要です。


土曜日はいーはとーぶ空手に、夜は月例施餓鬼、日曜日は妙法寺の大黒祭(なんと朝6時半から)、月曜祝日には、午前中妙福寺の大黒祭、午後から勝嚴寺の星祭および大黒尊天像沐浴式というハードスケジュールでした。

妙法寺では、急遽空手の演武の依頼があり、佐賀道場のエース達が駆けつけてくれました。
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内陣の高いところで、しかも観客の注目度の高い中で、さらにいつもより高い難易度の試し割りに挑戦して、いつもとはちょっと違う、緊張感のある演武だったかなと思います。
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他の出演者達にも決して劣らぬ堂々とした演武でした。
協力してくれた道場生ならびに御父兄の皆様、ありがとうございました!
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土曜日の施餓鬼で三方にお供えした一対の野菜と果物が、ほぼパーフェクトな状態で御宝前にある。
しかし、1度餓鬼に施したものを諸天善神に奉納するわけにはいかない。
全く同じものを翌日に買い出しに行って、みまがうほど全く同じものを作り直すというテンションの上がらない仕事をこなしながらの本日の星祭。
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一般の水行挑戦者は2人。
嬉野から、ありとあらゆる神事、仏事に参詣なさる池田さん(4回目)といーはとーぶのスタッフの光くん(2回目)です。
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修法のお手伝いをしてくださったのは再行の仲間である、江北町妙善寺の前田智憲上人と、佐賀市嘉瀬町妙福寺の渕上泰之上人。
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大黒天をお祀りするということは、単に大黒天の形をした人形を拝むことではなく、この現代社会の中で、自分自身が大黒天の役割を担って生きていくということ。

平成30年、愚痴をこぼさず、常に笑顔で、思いやりを行動の軸として走っていきます。
皆様、どうぞ本年もよろしくお願い申し上げます。



さて大晦日ですな。

ここ数日の書きたいことは嫁ブログにすっかり書かれてしまったので割愛します。

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日本の美といいますか、精神といいますか、もちろんいろんなものに表われているのでしょうが、そんな中でわたくしが思う日本らしさの最たるものに『紙を折る』ということがあります。

紙を折ることによってそこに生じる直線。

これにシビれます。

他にも。

縄を張ったばかりの直線。

竹を割って、そこに生じた直線。

そりゃ、数学的な意味では直線という条件を満たしていないかもしれませんが、この自然界にもありふれた直線に狂おしいほどの美しさを感じます。

今回の本堂の天井の結界である天符は、こまやかな作業を得意とする高校の同級生・藤田大介氏に手伝ってもらいました。

この神経質なまでの等間隔。
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ああ、なんて美しい。


鏡餅。
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ただ紙をふたつに折るという、たったこれだけの作業に宇宙を感じます。


板注連。
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キュッと締まったこの感じ!
この正月ならではの新鮮さ!


あー。気分がいいわー


ところで。

数日前に本堂の掃除をしていたら荒行堂でもらった天符が出てきまして、それの土幣。
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22年度の再行か26年度の再行かわかりませんが、これは全堂問題ですね。


そうそう。紙といえば、こんな紙もあります。
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電気照明の傘です。

これはかれこれ20年くらい経ちますね。
ところどころ穴が開いてましたが、なかなか張り替えるところまでいかない。
しかし、今年は藤田くんに手伝ってもらってます。この機に破れた障子とともに一気に張り替えます。
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糊が特殊で、霧吹きで濡らしたくらいじゃ紙がなかなか剥がれない。
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しかたない。明日に持ち越します。


いよいよ明日は勝嚴寺での年越し水行です。
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水行を希望なさる方は23:00に勝嚴寺に集合をお願いします。
志納金1000円(祈願札付き)、バスタオルをご準備ください。

水行なんてムリ!という方も初詣だけでもぜひ御参拝ください。

23:00水行受付
23:45記念撮影
0:00カウントダウン
0:05年越し水行開始
0:20新春祝祷会
0:30新春初祈祷
0:50なおらい

というスケジュールです。
御参拝なさった皆様には、お屠蘇とぜんざいを振る舞います。
多くの方の御参拝をお待ちしております!







福岡道場のフローリング工事に伴い、事務所のデスクを撤去しまして、その何にもない空間をいたく気に入っております。

これまでは御父兄の見学用にガッチリした会議用の椅子を置いていたのですが、それがなにぶん場所をとる。なので全部となりの会議室に移動してしまいました。

しかし、見学の皆様に不自由をかけてしまいます。御父兄の皆様は今のところ床に直接座って見学なさる。
まだ暖かいから不便もないが、これがまもなく真冬になればどうか。床に直接座るのも冷えるし、重ねて収納できる丸椅子なんかがいいかも。

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で、これを入り口に重ねて置いとくの。
で、来た人がひとつ丸椅子を取って見学して、帰る時に元に戻すの。

これはいい考えだと思いながら2ヶ月が経過しました。
いちおネットで価格は見ました。
安いもので1600円くらい。
高いものでも2200円くらい。

買うなら15個くらいほしい。
じゃあ、ざっと30000円かぁ。

ちょっと高いなぁ。
それにせっかく買うならAmazonとかじゃなくて、地元業者から買いたいなぁ、などと考えながら、なかなか踏ん切りがつかず今日まで来ました。



ちょうどそんな折り、地元大川の家具屋の営業の電話がお寺の方にかかってきました。

『わたくしども、大川の株式会社◯◯◯◯◯と申します。今特別期間中で、わたくしどもの取り扱う家具が全品40%割り引きにてお求めいただけますが、なにかご入り用のものはありませんか?』

ときた。
こりゃちょうど良かったわいと、重ねられるような、木製の丸椅子が20個ほどほしいと頼みました。

お調べいたしますので、いったん切って後ほどお掛け直しします、と言われました。

その間、ネットで価格調査。
6個セットならちょっと安い、という商品はありましたが、やはりどこも2000円程度。
15〜20個ですから、30000〜40000円くらいの買い物です。
それが40%オフか。そりゃお得だわ。


すっかり買う気になった頃、電話がかかってきました。

『ちなみにご予算はおいくらくらいのものをお考えでしょうか?』

『2000円くらいですかね』

『2000円ですか?ウチでは丸椅子は10000円からのものしか扱ってないので、そこから40%引きで6000円くらいになりますけど』

『は?丸椅子が10000円ですか?失礼ながら今ネットでだいたいの価格見たんですけど、丸椅子ってどこも2000円くらいですよね』

『いえ。ウチは大川の職人が作る商品なので、2000円のものはないですねー』

『いや、あのね、僕が言ってるのは、そんな職人さんが作るようなんじゃなくて、ほら、屋台とか喫煙所とかで使うような、重ねられるタイプの、そんな丸椅子ですよ』

『ええ。わかります。その丸椅子が10000円からなんです』

『あの、丸椅子が10000円って、なにかの間違いじゃないですか?』

『ええ。ウチは10000円のものからしか扱いがありません』

『あのー大変失礼ながら、そんな丸椅子の値段が10000円って、やっぱりおかしいですよね?もし10000円の予算があって、そこで丸椅子買う人っているんですか?例えばダイニングセットの椅子とか、10年以上使い続けることを想定した、背もたれもあって、座面にクッション入れてあって、普通、そんなんでも10000円しなくないですか?誤解なきように言いますけど、僕が言ってる丸椅子って、例えば会議の時に椅子が足りなくなって「すみませーん、こんな椅子しかなくて」って謝りながら座ってもらうような椅子のことであって、そんな椅子に誰も10000円払わないでしょ?』

『そーですねー、でもウチはそれが10000円なんです』

『あのね、僕、決してクレームつけてるわけじゃないんですけど、僕が言ってるのは、普通の人は10000円持って椅子を買いに来たら、絶対に丸椅子じゃなくて他の椅子を買いませんか?てことですよ。オフィス用の肘掛けが付いてて、ちゃんと脚にもクルマがついてて、それが5本あって、背中の曲線に合わせた背もたれついてて、そんなんでも10000円するかしないかじゃないですか』

『そーですねー、でもウチはそれが10000円なんです』

『いや、あのね』

ここでこのスタッフさん、奥にいる誰かに助けを求めて、交代してきました。
この時、わたくしはこの営業の電話がお寺にかかってきたことを思い出しました。

『あ。ひょっとして、寺院用の重ねるスツールですかね?曲げ木の脚に金襴緞子のクッションみたいな、それだったらウチにはいくつかありますし、大川の別の業者さんから購入させてもらいましたが、それでも8000円台だったような』

『いえ。丸椅子ですよね』

『ええ。丸椅子ですよ』

『ウチは10000円のものしか扱ってないんです。申し訳ありませんが、今回は価格の折り合いがつかなかったということでよろしいでしょうか?』

『いやいや。僕は別にそちらに苦情言ってるわけでもなんでもなくて、なにか価格設定をミスされてないかなと心配して申し上げているのであって、できるだけ地元の業者さんから買って差し上げたいので、できればそちらから買いたいと思って申し上げておりまして、まぁ、余計なお世話でしょうけど』

『はい。申し訳ありません。またの機会にお願いします!ガチャ』

『………。』



あああ。


10000円の丸椅子ってどんなものなのでしょうか。

知ってる人、無知なわたくしに教えてください。


【追記】
ブログ書き終えてから
『高級 丸椅子 木製 価格』
と入れて検索したら10000円の丸椅子ありました。
世間知らずの僕が悪うございました。

ただし、スタッキング可能なものは見つかりませんでした。

白蓮会館に入門して25年たちました。

それは大学1年の春休みのことでした。

卒業して、そのまま白蓮会館に就職しました。
その年の夏、特別に2ヶ月のお休みをいただいて、日蓮宗信行道場に行き、僧侶になりました。

総本部職員を2年半勤めて、実家に戻り、勝嚴寺の手伝いをしながら白蓮会館佐賀道場を開きました。

それから19年。




さて。我が宗祖・日蓮大聖人に報恩謝徳を捧げる大祭『おえ式』。
日蓮大聖人の御命日である10月13日の前後に、日蓮門下寺院なら必ず開催されます。

九州唯一の日蓮宗本山・松尾山光勝寺が月遅れの11月13日におえ式を、その御逮夜(前夜祭)の御真筆本尊の出開帳のために、勝嚴寺のおえ式は11月12日で確定しています。
昔から神仏の縁日は人間の都合で安易に移動させてはならず、お寺の行事が動くこともまずない。

そうやって勝嚴寺は、もう何年も、何十年も、毎年11月12日の日中におえ式を執り行い、そして夕方に松尾山に向けてみこし行列を出してきました。


一方、白蓮会館の全日本空手道選手権大会は、毎年11月の中旬から下旬の日曜日に大阪府立体育会館で行われます。

大学生だった頃、総本部職員だった頃の記憶は定かではないが、わたくしが白蓮会館佐賀道場を開設して以来19年間、ただの1度も、勝嚴寺のおえ式と、白蓮会館の全日本が重なったことはなかった。

13日が全日本になったことは2回ありました。
12日の支部長会議に代理人を出席させ、自らは松尾山の御逮夜法要が終わって22時、
そこからクルマを夜通し運転して大阪に行ったことはありました。

しかし、直撃はなかった。

それが今年ついに直撃しちゃったわけです。

しかも、今年の白蓮会館九州本部からの出場者は6名。福澤賢人まで含めると7名。

こんなに愛する道場生がたくさん出場してるのにどうにもできない。
前日に大阪入りし、会場設営と支部長会議だけ出席し、断腸の思いで当日の早朝に会場を後にしました。

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さて、後ろ髪を引かれながら到着した勝嚴寺。
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勝嚴寺のおえ式は14:00からなので、8:30に御堂筋線に飛び乗れば13:00にお寺に帰ってこれるんです。
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午前中に総代、世話人の皆様がきれいに設営をしてくださいました。
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日曜日だったおかげか、参拝者も例年より多かった。

松尾のおえ式御逮夜法要から帰って来る頃には時間もだいぶ遅くなります。
最後まで残った男衆が重い、重いみこしを天井に片付けてくださいました。
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これ、本当に大変なのです。
朝から晩までありがとうございました!
皆様のおかげで行事を務めることができております。
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勝嚴寺の次の大祭は12月8日、鬼子母神冬季大祭および發遣浄焚式(おたきあげ)です。
古くなったお札、おまもり、仏具、その他人形、お財布、形見の品など、魂抜きをして浄火にふしてそれぞれの還帰本土を祈ります。
皆様のご参列をお待ちしております。




とある空手の大会会場で、負けて戻ってくる子供を怒鳴りつける親を見ながら、なんでこんなに気分が悪くなるのか考えました。

親が子供を怒鳴りつけてて気分が悪くならない時もある。
よくぞ叱ってくれたと思う時もある。

しかし、空手の会場ではだいたい気分が悪くなるのはなぜなのか。


その理由が分かりました。

例えば、短距離走で考えてみた場合。
とある子供が50mを自己ベスト8.0秒で走れるとします。

その子供が7.5秒で走れる選手と対戦すると、当然どんなに頑張っても0.5秒差で負けます。

で、それで怒ってるんです。

子供からすると理不尽なんです。

『あんなに差をつけられやがって!ちゃんと走らんか!』

ちゃんと走ってるんです。

ちゃんと走っても勝てないんです。
相手の方が現時点では上なんです。

子供が0.5秒タイムを縮めるのにはおそらく数ヶ月の修練が必要です。
今それを怒られても仕方がない。

この子だって、自分より遅い子ばかりと走ったら1位が獲れたんです。
でも自分より早い子ばかりと走ったらビリになるんです。

8.0秒で走った子供は何も悪くない。
どんなに差をつけられて負けても、それは相手の都合であって、ここは子供が8.0秒で走れたことを褒めてやるべき時じゃないだろうか。
今日はそういう組み合わせだったんだから仕方ない。でも8.0秒で走れたんだよね。すごいね。

それでいいじゃないか。



仕方ないことなのに、同じようなことが空手の会場で起きているから気分が悪いんです。
相手に負けたという目の前の現象にのみ心を奪われて怒っている。
自分の子供のベストタイムが8.0秒だということを知らず、
『ウチの子より相手の方が強いやないかい!!!!』
という個人的なイライラを我が子にぶつけているだけです。



で、子供は負けたら顔をくしゃくしゃにして泣く。
負けて悔しいからではなく、これから親に
ドヤされ、場合によっては殴られ、自分の無能ぶりを繰り返し聞かされることに怯えて顔をくしゃくしゃにしてるんです。

これを数年続ければ、上司の顔色を伺いながら仕事をするサラリーマンと同じような量産型ファイターの出来上がり。
使えないことはないが、本質的にもはや伸び代はない。

ただ企業に消費されてるだけですから。
他に就職口がなくて仕方なく今の会社にいるだけですから。

親の顔、先生の顔を伺いながら空手やってる選手は、中学校卒業までに消えていなくなります。

だって親のエゴに消費されただけですから。
親が怖くて逆らえず仕方なくカラテやってただけですから。

子供を怒鳴りつけることでカラテが強くなれると本気で考えているんなら、あなたもブラック企業を立ち上げて営業マンに毎日達成不可能なほどのノルマを課して大金持ちになってみたらいいよ。

『努力は夢中に勝てない』

心から空手が好きな人だけが、大人まで空手を続けて真の大舞台で活躍します。

そんな大舞台・白蓮会館主催ファイティングオープントーナメント全日本空手道選手権大会は、11月12日、大阪府立体育会館にて開催されます。

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白蓮会館福岡道場から4人、佐賀道場から2人、唐津道場から1人。
九州白蓮から、誰に強制されるわけでもない、カラテを愛する7人の選手が、夢中で練習に励み、自らの意思でこの舞台に立ちます。

・南里藍(福岡)
・野上元太郎(福岡)
・山鼓大(福岡)
・栗原陵(佐賀)
・中村浩志(佐賀)
・太田貴幸(福岡)
・福澤賢人(唐津)

皆様、応援よろしくお願い申し上げます。



《過去の関連記事》

2012年07月02日
負けた選手を殴るセコンドについて

2016年10月31日
久しぶりに試合に負けた子供を殴る親を見た


思い返せば野上元太郎(現高1)が6年生だった時に初めて出場依頼がきました。
ということは、今年で5回目なんですね、福岡大学の学園祭『七隈祭』キッズステージ。
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天気も心配でしたが、なんとか屋外ステージで決行できました。

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このキッズステージの特色は、なんと言っても子供しかステージに上がれないこと。
ほかの演武は、時間もあるし、大人が仕切れる。
ところが、キッズステージの演武は、持ち時間7分、大人の援助なしでやらねばならず、まるまる前日の稽古時間すべて使って、時間を測りながら、入場の隊列、順番、立ち位置、隊列の組み替え、試し割りの板の持ち手、新しい板を配る係、割れた板を回収する係、MC、退場まで、徹底的に練習します。

今回、メインのバット折りを務めたのは福岡道場の安定のエース宮崎真紗斗。
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そう。バットを大人が持つならなんの心配もない。
問題は、MCのみならず、バットの持ち手も全て子供がやらねばならないことなのです。

バットを持ったのは、のの、うた、しりゅうの3人。
リハーサルで持ち方のチェックを再三やって本番へ。

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MCを務めた七海のよく通る声も良かった。

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子供達の試し割り、ひとりひとりに観客がそれなりに感情移入してくれて、拍手も大きかった。

本場直前にみんなで記念撮影
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そうだ!
インスタとかでよくある、みんなでジャンプしてる写真を撮ってみようじゃないか。
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ぜんぜんダメ。


何回も撮り直しましたが、みんな揃うのは難しいもんなんだな。

これが一番いいか。
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ちなみに上級生だけ切り取ればなかなかいい写真です。
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ま、こんなところにクオリティの高さは求めてないのでどーでもいいんですけど。


この日、直方市でリアルチャンピオン合同稽古があり、まったく休むことなくそちらへ移動した道場生もあり、翌日の久留米で行われた勇真会の大会にエントリーした道場生もあり、連休とは言え、なかなかハードな空手週間でした。

なかなか演武の機会が少ない福岡道場。
また演武の依頼などがあれば、どうぞ遠慮なくお申し付けください。




ブログを開設して11年が経ちます。

開設当初は必死でした。
毎日更新を目指して、どんなに軽い出来事でもブログに書いていましたが、Twitter、Facebook、InstagramなどのSNSとの連携でブログもだいぶその役割が変わり、去年くらいから更新頻度が落ちてきて、月に1〜2回しか記事を書かなくなりました。
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ブログを書かない日のユニークアクセスは100〜200、書けば400〜1000くらいです。
これまでの1日の最高のPV数は10000前後で、一市民のブログとしてはそれなりの規模のブログになったのだなぁと、改めて読者の皆様に感謝申し上げる次第です。
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ちなみにアクセス数が10000を超えたのは、佐賀北高校が甲子園で優勝した日とその翌日、某空手団体の世界大会での判定がひっくり返った時、僕が4週間で9kg体重を落とした際のビフォアとアフターの写真を掲載した時などでした。



で、YouTubeですよ。

個人のアカウントも持ってますし、会社も、道場も、嫁も、お寺もそれぞれにYouTubeのアカウントがあります。

で、今年は本腰入れて、道場のYouTubeを活用しようと九州大会の一般部選手権の部の全試合を、カメラ3台で、プロが編集して、いつでも誰でも見返すことができるようにしたんですよ。

白蓮会館九州本部のチャンネル登録はこちら

我ながら、これは画期的な企画だと自負しておりました。

だって、各種トーナメントが発表されて対戦相手が分かったら、普通みんな相手の名前を検索してどれくらいの選手なのか調べます。しかし、試合の動画はさすがに少ない。

それが、過去に白蓮会館の全九州大会のすべての試合の映像は誰でも見られるんですよ。
これで、事前に対戦相手の研究ができる。
空手界全体のレベルが上がるんです。

えー逆に研究されちゃうじゃん、て考えたあなた、有名選手にはなれません。
福地勇人選手なんて、一体試合会場で何人の人から動きを録画されているだろうか。
それでも勝つんですから。
それでも勝つから彼は超一流。
しかも自分でテクニック解説DVDまで販売しちゃいましたしね。

ちなみにわたくしの試合の再生回数は、1回戦、2回戦ともにこの4ヶ月で600回ほど。

2009年に出た試合の動画もあります。
それの再生回数は、やはりアップしてからの年季が入ってますから3300回ほど。

九州大会の動画は、今はまだまだ1000回に届きませんが、きっとどんどん伸びていくだろう。
今後試合に出場する予定のない大野英章の試合を見たい人の数は頭打ちでしょうが、未来の空手界を背負う瓜生選手の試合なら、毎年ファイトスタイルを調べたい人が15年くらいは尽きることなく現れ、検索し、再生してくれます。

あの年で引退したわたくしの試合動画でさえ、いったい誰が何のために再生してんのか知りませんが、それでも3300回もある。
それが現役のトップ選手およびこれからの成長を期待される選手の動画なら、わずか2〜3年で簡単にわたくしの試合を抜くでしょう。



で、本題です。

白蓮会館九州本部のアカウントでは、試合だけでなく、道場とその周辺の動画も稀に上げることがあります。
つい先日、福地勇人選手のサプライズ誕生日祝いとか、佐嘉神社で行われたお祭りステージでの演武とか。

その佐嘉神社の露店でクレープ買って食べたのですが、せっかくだからお店の人に断って動画を撮らせてもらってYouTubeに、ほんのついでの気持ちでアップしたんです。

それがこれ。
(1分26秒)


ちょっと。

ちょっとちょっと。

7万回再生(10/31現在)ですよ。

600回がどーだ、とか言ってたレベルじゃない。
だってその100倍だもん。

これは、今さらながらおもしろいぞ。

11年ブログ書いてきて、1日の最高のPV数
が10000回でした。

それがなんだ。

このクレープ屋さんの動画、このところ毎日10000回再生されてるんですよ。

アタマでは知ってるつもりだった。
それをリアルに実感した。
YouTubeの破壊力を痛感させられました。

そりゃ、YouTubeにみんなシフトするわけだ。
そりゃ、小学生の将来の夢にYouTuberがランクインするわけだ。

これは、ブログのアクセス数が増えるプロセスとは全く違うマーケティングですよ。
もちろんブログとYouTubeの媒体としての役割はぜんぜん違う。
違うけれども、これは使える。想像以上に使える。

なんか、おもしろいことを考えてみます。
アイデアも募集です。


『保守』という言葉は、つい5年くらい前まで誰も使ってなかった。もちろん保守の対義語である『リベラル』もそう。
これらの単語を耳にするようになったのはここ2〜3年くらい前からじゃないか。

このふたつの単語の使われ方に違和感があります。

ほんの数年前まで、政治的志向を指す場合、みんな『右』『左』と呼んでいましたね。

この頃テレビでうまいことリベラルを定義していたのが非常に良かった。

今の日本のリベラル勢力とは
『平和憲法を肯定的に考える人達』。

まさにそう。

しかし本来、平和憲法を肯定的に考えることをリベラルとは言わないし、革新や左翼とも関係ない。単語の意味と使われ方が間違っています。

逆に、今の自民党とその周辺を『右寄り』『保守』と呼んでいますが、これもおかしい。
リベラルの対義語だから、一言で言えば
『憲法改正に意欲的な人達』。

じゃあ、ぜんぜん保守じゃないじゃん。
改革しようとしているんだから。

大きく言えば
『戦前の日本に戻そうとする人達』
という意味では保守かも知れませんが、さすがに自民党もそんなところを目標にはしてませんから、やはり平成の政治的現状に対して革新勢力なのです。


というわけで、緊急に新しい単語を作り出さなきゃならない。
『保守』『革新』とか呼ぶもんだからなにが何だかよくわからない。


政治的思想を大別するには、やはり『改憲』『護憲』に分けるのが一番いい。



だいたい日本は物事を選挙で決めるという風土ではない。

どの陣営だって完璧ではないのに、SNS上では普段物腰の柔らかい人でさえもトゲのある言葉で対立候補、対立陣営を批判する。政策だけでなく、ほとんどが人格攻撃まで及ぶ。その支援者もバカ呼ばわり。
自分の支援する候補者が負けたら『民度を疑う』『不正選挙』。
マスコミは、右からも左からも『偏向報道』と攻撃される。

ただ自分と考えの違う人を、よくもこれだけ悪く言えるもんだ。



衆議院選挙が通して思ったのですが、日本はもう政党政治じゃなくてもいいんじゃないか。

考え方に固定された名前が付くから思想と思想のあいだを行き来できない。
違う考え方を認められない。
政党を移るのは不義理だと思われる。

立場的に野党は政権に100点を要求するし、立場的に与党は永遠に100点を取れない。
政権は、現実的なファクターと調整して、100点は目指すけれども常に妥協点を模索しなければならない。

そんなこと政治家なら誰だってわかってる。
わかってるけれども、お互いにそこを叫ばなければ選挙にならない。だからみんなこぞって選挙戦を演じる。演じるけれども、立場的に演じているだけだから、結局候補者の名前の連呼になってしまう。


一応、自民党は
1.消費増税
2.原発再稼働
3.安保推進
4.憲法改正
が柱ですが、全ての自民党員がおんなじ考え方なのか。自民党の候補者は、一律、原発再稼働に賛成しなければならないのか。原発再稼働に反対する自民党候補者がいてもいいじゃないか。

逆に、憲法改正に前向きな民主党議員は与党時代にはたくさんいた。
でも、野党となった今もそんなことを言ってたら自民党との対立軸を明確にできない。だから、その話題には触れないでやり過ごすしかない。

共産党と原発は本来なんの関係もない。でも共産党員はなにがなんでも原発再稼働には反対しなければならない。

郵政民営化の時に、反対する自民党議員を
『造反組』
と呼んで、公認を外したり、選挙区に自民党から刺客を送り込んだりした。


おかしくないですか?


そもそも党内で全ての議案で意思の統一とか無理でしょ。
それなのにトップが決めたことに納得できない人は造反者なんですよ。反対意見は『悪』なのです。

無理に政党にこだわる必要があるのか。

そういう意味では民進党がなくなったのは良かった。日本の政党の中で民進党が一番いろんな考え方を含んでいた、いわば色の出せない党だったから、これでかなりスッキリした。
希望の党はボロクソに叩かれていますが、いろんな意味で日本の政治を大きく変えたことは評価すべきと思っています。


二大政党制しか世界の教科書にはないから、日本もなんとはなく二大政党制に近づけようと努力してるけれども、それが果たして正解とは限らない。

なにか、日本型の、日本発の、全く新しい日本的解決方法がないものか。

そう願います。

だれか発見して。

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昨日、気功治療を受けに行ってきました。

首の調子は、あれからさして悪くなく、どこが痛いかと言えば、これと言って特に痛い場所はない。
なので、カラダ全体のヒーリングというか、自覚していない悪いところを見つけてもらうためというか、そんな曖昧なテンションで突撃してきました。

昨日突撃してきた気功治療院は、佐賀市赤松町にあるヒーリング整体『JUN』。白蓮会館佐賀道場生の佐藤こうた拳士のお父様です。
書道用品、表具のお店の『楠芳堂』の2階にありますが、ここは書家だった母方の祖父の代からの付き合いがあった老舗で、わたくしとは面識はなかったのですが、現在白蓮会館佐賀道場内で活動している瀬戸口書道教室のご紹介で道場にお子様が入門なさったというご縁です。

タイで首の痛みに苦しんでいる時、
『いつか先生の首を治療してみましょうか?持病ですよね?エネルギー治療は(首に)負担かからないから試してみる価値もあるかと』
というコメントをいただき、帰国したらすぐにでも駆けつけようと思っていました。
ところが、タイ古式マッサージのおかげか、はたまたシフにもらった怪しいクスリのおかげか、帰国してみたら全く痛くないもんだから先送りにしておりました。

昨日、たまたまちょっとした笑えるアクシデントが発生し、突然お昼にドーンと空き時間ができたので行ってきました。

兄を連れて。

なぜ兄を連れて行ったのか。

兄は、なんと言いましょうか、ちょっと気功?治療ができるのです。
付き添って見に行くだけで、側にいるだけで、兄には何か感じるものがあるかも知れない。そう期待して連れて行きました。

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そもそも気功って何か。

Wikipediaによると

『気功(きこう)は、中国伝統の民間療法、代替治療である。それまで呼び名が様々で統一されていなかったところを1957年に劉貴珍が『気功療法実践』を著し、「気功」という統一された名が一般に定着した』
ですって。

まぁ要は、
『東洋に伝わる雑多な民間療法の総称』
ですな。

Wikipediaの見出しを読む限り、とりあえず名称だけ統一された感じですね。
おそらく気功のやり方や考え方は、空手の流派、いや、打撃格闘技のジャンルやジム・道場が雑多に存在しているのと同じくらいたくさんあるのでしょう。

『ぼく空手やってます』
『そーなんですか。僕も空手やってるんですよ』

という会話を年間に何回やっているかわかりません。
ところが白蓮会館の空手をやってる人に偶然出会うことなんて、まずない。白蓮会館どころか、フルコンタクト空手をやってる人ですら出会うことは少ない。

おそらく気功も同じような状況ではなかろうか。

兄のやる気功と、佐藤さんがやる気功は違う。
わたくしは他に気功?に含まれる治療をなさる方をあと2人知っていますが、おそらくそれぞれコンセプトが違うし、治せる病気、治せない病気、それぞれに差がある。

苫米地英人先生は脳科学者でありながら気功もなさる。
そんな苫米地先生が言うには
『気功は特別な能力ではなくて、誰しもができること。ぜひ全ての日本人に学んでほしい。特に、教師、僧侶は是非とも気功を修得したほうがいい』
とのこと。

鍼師は鍼に気を込めて打ったほうがいいし、マッサージ師は指先に気を込めてマッサージしたほうがいい。
教師は言葉に気を込めて授業をしたほうがいいし、僧侶はお経に気を込めて祈ったほうがいい。
それだけのことだそうです。

ちょっと前に苫米地先生のこんな言葉を聞いて、すっかりその気になってネットで地元の気功教室を探しましたよ。

空手道場やフィットネスジムの月謝くらいで学べるのかな?と思ってましたが、まぁ、そこそこの値段しますな。
30秒くらいで諦めました。

ところが、こんなに身近にいた。
道場生の御父兄にいらっしゃるなんて。

そんなこんなで、治療というよりもむしろいろいろ質問したくて行ってきました。
とはいえ、もちろん治療をしてもらいます。
だいたい慢性的に痛い右のお尻から太ももの裏側。それに肩。

腰は指で押された時に感じる『いたぎも』感があった場所がありましたが、治療の後にその感じが完全に消滅したのがわかりました。
健康なところを押さえられても、ただ痛いだけ。治療後に指で押された時の痛みが『いたぎも』から、その『ただ痛いだけ』に確かに変わったのです。

肩は自覚がほとんどなかったのですが、かなりの張りがあったようです。治療の後、軽くなった感覚は得られましたが、なくなったとまでは言い切れない。あと何回か継続すれば治りそうです。

他にも数カ所の治療をしてもらいましたが、変化があったと自覚できたのは肩と腰。
ありがとうございました。



治療が終わっていろいろ世間話をします。

佐藤さんが治療の際に意識していることは、ひとつは呼吸。
もうひとつは感謝。

感謝が足りないから痛みが出る。

斎藤一人(昔、長者番付を何連覇もしていた人)も言っていたなぁ。感謝が足りないと、感謝が足りない部分の周辺が痛み出す。だから痛みが出たら、痛くない部分に感謝しなきゃいけない。

例えば頭が痛い時は、頭以外のカラダの全ての部分に感謝する。
『ありがとう。こんなに頭が痛いのに、首や手足が大丈夫だから助かってるよ』
と。

だから佐藤さんは本人に変わって感謝を込める。
佐藤さんの魂を込める=感謝する、とも言えるのかも知れません。






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