【 大野英章の“昼夜常精進”】

空手道場 白蓮会館(佐賀・福岡) ならびに 日蓮宗仙道山勝厳寺の活動日記。

仙道山勝嚴寺は、佐賀県にある日蓮宗の寺院。各種因縁・未来鑑定/加持・祈祷修法・お祓い・追善供養・水子供養/葬儀・納骨堂・墓地/宗教相談/妙法蓮華經/観心の本尊

国際空手拳法連盟 白蓮会館九州本部は、佐賀・福岡で活動する実戦空手道場。護身錬胆・健康増進・精神修養。ステップ指導で無理なく上達/各会員の目的に応じたクラス編成/新人戦・選手権への挑戦/子供達の礼儀の徹底と体力の向上。

始発で宝塚に向かっております。

朝5時の駅には、意外に人がいるとも言えますが、やはり日中に比べると少ない。
みどりの窓口で並ぶことなく切符を購入できます。

そういえば、つい先週の日曜日も始発で大阪に行きました。
その時は女性の駅員さんでしたが、わたくし以外にも4〜5人のお客さんがいて、列の後ろからみていると、皆さん
『新大阪まで往復』
『京都まで往復』
などと、西日本のメジャーな都市に往復なさる方が多かった。
東京を始めとする東日本の都市名が出てこなかったのは、そのくらい距離を移動なさる場合、きっと皆様は飛行機を使われる。
ということは、佐賀駅のみどりの窓口を使う人は、京都、新大阪、新神戸のどこかが目的のお客さんが大多数を占めているのでしょう。

そんなお客さんが次から次へと並び、その受け渡しにひたすら忙殺されるみどりの窓口業務。


で、本日の駅員さん、わたくしが
『宝塚まで往復おねがいします』
と言うと、俄然モチベーションが上がったのが分かります。
わたくしの後ろに誰もいなかったのもあるかもしれませんが、昔ながらのボロボロになった時刻表の本を取り出し、せわしく机を指で叩きながら、もっとも早く、そして安く行けるルートを考えてくれます。
そんなに長い時間ではなかったのですが、一瞬の高揚感というか、明らかにテンションが上がっていらっしゃる。

『うーん。宝塚ってのはですねー、新大阪までの往復割引がありますので、その切符のまま宝塚まで行って、乗り越し精算なさるのが一番いいんじゃないかと思いますが、いかがでしょう』

まぁ、わたくしも素人ながら大阪市内往復切符だけ買って、そこから現地で乗換案内のアプリでも使いながら適当に行こう、くらいにぼんやり考えてましたので、
『はい、それでお願いします』
と即答。

キーボードを打つのの裏打ちで指で机を叩くのがクセなのか、阪神の掛布がバッターボックスでペロッと指を舐めたりするのと同じ、彼なりの調子の良い時のリズムの取り方かもしれません。
鉄道が好きでJRに就職したのか、JRに就職したから鉄道が好きになったのかわかりませんが、間違いなくこの駅員さんは鉄道が好きなのでしょう。



そういえば、どこの駅だったか忘れましたが、10年くらい前に、それこそみどりの窓口で、ちょっとマイナーな都市を複数経由して東京に行く、みたいな、ちょっと面倒くさい経路の切符を買ったことがあります。

それを窓口の人に伝えた時、小さい声で
『よっしゃ!ちょっとおもしろいのが来たぞ!』
とひとりごとを言いながらパソコンのモニターに向き直った人がいました。


やっぱり嬉しいんでしょう。


ほとんどのお客さんが
『東京まで』
『新大阪まで』
『博多まで』
という、ありきたりな買い物をする中で、この駅員さんにとっては、その時のわたくしの行程を一緒に考え、最善と思しきルートを提案することは、仕事人としての最高級の喜びだったのでしょう。


まさに仕事にいそしむ人です。


そういえば
『いそしむ』
という言葉は英訳ができないらしい。

聖書には、原罪を犯した人間に、神が罰として、男には労働の苦しみを、女には出産の苦しみを与えたとあります。
西洋人にとって労働は罰であり、決して楽しいものではない。

『いそしむ』という日本語は、仕事をやっていく中で、その仕事に喜びを見い出し、誇りを持って自発的に取り組む、ということを一単語で表したもので、英語には初めからその概念がない。

人間にとって最高の喜びとは、自分の行いが他人の役に立っていることを実感することに他ならないと言われています。

その喜びを味わったから、また仕事が楽しくなる。
だから、ますます仕事を頑張る。
それが『いそしむ』。


何か協力を得たい時は、いやいや仕事をやってる人よりも、仕事にいそしんでいる人に頼みたい。
みどりの窓口なんてまさに一期一会で、2度とあの駅員さんから切符を買うことはないかもしれません。

しかし、今日はあの駅員さんから切符を買ったおかげで、新幹線の中でもずっと幸せな気持ちが続いております。

いい旅をさせてもらってます。

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ワールドカップの翌日、ホテルのチェックアウトの時間を過ぎても寝ていたためフロントからの電話で目が覚めて、慌てて腫れた目で部屋を飛び出すところから始まった今週。
同じホテルに泊まっていた山形勢と一緒にランチ。
その後、クルマで応援に来ていた太田貴幸指導員と山鼓大指導員と合流して、関西観光へ。
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そう。わたくしが推す観光地は明日香村。

やはりまずは高松塚古墳から。
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石舞台古墳。
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ほかにも、マイナー過ぎて、ここに話題にしたところで誰も相槌を打ってくれないような、天皇陵には指定されていないものの、これ、絶対に天皇級の埋葬者としか思えない完成度の高さなのに、ほとんど誰も訪れることのないような古墳をいくつか巡りました。

相変わらず、太田指導員は感動しているフリがじょうず。
無理から薀蓄を聞かせるわたくしも、そのおかげで実に気分良く観光できました。
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その後、明日香村から程近い橿原神宮の駅前に拠点を構える正道会館奈良支部・西尾先生のgrand squareにお邪魔してきました。
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このスタジオのクオリティがこれまた高い!
おそらくここはスポーツ施設としては日本一の空間ではなかろうか。

スタジオには芳香器が設置してあって、いつもいい香りが漂っています。
普通のジムや道場は、プンと汗の匂いがするのとは大違いだ。

つい先日、調子こいて地元福岡でモデル登録を済ませた山鼓大にポーズを決めてもらい記念撮影。
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そう。ここはモデルさん達の写真撮影専用スペース。
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この背景のロゴば貼ってある部分はわざとすりガラスにされていて、撮影者が反射して写真に写り込まないように配慮されているのです。

トイレなんて、ほら。
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まるで表参道のカフェとかサロンのよう。

ここまでやると人気も出るだろう。
よし。ウチも頑張ろうという気持ちになりましたよ。


夜は神戸に移動して、七海の故郷・白蓮会館神戸支部の道場稽古を見学してきました。

ああ、写真を撮り損ねた。

夏に神戸から福岡に移籍してきた辻姉妹の動きを見ていて、ちょっと気になる点がいくつかあったので、その確認のためです。

かなり勉強になりました。

夜は夜で、相変わらず大先輩である播戸支部長に豪華な食事をご馳走になり。

ほんと、いつもありがとうございます。

辻姉妹は来週23日に宝塚で開催される宮野道場の全日本ジュニア大会で、故郷に帰ります。
神戸の皆様、いつまでも2人を仲間だと思って、どうぞよろしくお迎えください。



そうそう。

月曜日(20:20頃)はウルトラ・スーパームーンとからしく、68年ぶりの光量がある満月だったそうな。

神戸は大雨でした。
Facebookに次々とアップされていく実物の満月が見たかった。
つくづく残念です。

翌日、ほぼ満月の姿を保った月を佐賀県で見ることができました。
それはそれで美しかったのですが、月曜日のウルトラスーパームーンからすると、光量は70パーセント程度だったそうな。

いったい、月曜日の月はどんだけ明るかったのだろう。
つくづく残念です。

次は18年後にウルトラスーパームーンが出現するとかの噂を聞きました。

そうか。
次のウルトラスーパームーンを見る時は、わたくしはもう還暦をすぎてるのか。
つくづく残念です。

平成28年11月13日のWKOカラテワールドカップの前後にはいろんなことがありました。
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まず、なんといっても毎年11月12日は勝嚴寺の宗祖おえ式ならびに鎮西本山・松尾山光勝寺のおえ式逮夜です。
これが、数年に一度、白蓮会館の全日本大会と重なる時が来るのです。

逮夜法要が終わって、そのままクルマで高速を飛ばして大阪に向かおうかとも考えましたが、前日から準備に忙しくほとんど寝てない状態の深夜運転では、途中の休憩で油断すると3時間とか寝てしまったらもう遅刻。
ならば潔く時間にまず遅れる可能性がゼロに近い新幹線で行くことに。

始発の新幹線なんて、しかもそれが日曜日ならガラガラです。
1列5人の席が26列、つまり130人が座れる新幹線。

わたくしが車両に飛び乗った時、客は4人ほど。

それなのに、なぜか2人掛けのシートに同世代くらいの女性と隣同士で座る羽目に。

あと120席くらい空いてるのに、なぜだ。

これはなにかの間違いだろうと、お互い切符を見せ合って、一応確認。
やはり隣同士です。間違いありません。

わたくしよりも、あちらは女性だからもっとストレスだっただろう。
小倉でまぁまぁお客さんが乗って来ました。
それでもまだ空席多し。

そうこうしながら、前日までの激務のためか、いつしか眠ってしまっていました。

で、先程の相席の女性はというと、わたくしがひと眠りしている間に、席を2〜3列前に移動なさってた。

それがまた実に気分を害する。
まぁ、そんな複雑な気持ちの往路でございました。



大会が終わって。

大会の時の写真を、いろんな方からいただきました。

まずは、わたくしと総本部時代のほぼ同期、越智さんから福澤賢人選手の試合の写真をたくさん。
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それにしても、去年の全日本に引き続き、また同じ選手に負けてしまった。これも非常に悔しい。
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来年以降、しっかりケガを治して完璧な状態で再び対戦してみたいものです。


さて、杉原宗師の演武のカッコいい写真をたくさん撮ってくださったのは、総本部・福西さん。
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これまたスゴイ!
氷柱割り、ならぬ、氷柱斬り。
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コラ、倒れんかい。
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と、チョイと押して氷を落とすこの姿もすっかり恒例です。

こちらも福西さんからいただいた打ち上げパーティーでの写真。
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よく、このメンバーで合コンに行ったなぁ(※直美さんを除く)。

こちらの写真は、白蓮会館のマニアなら知ってるかもしれない貴重な再会の写真。
ブラジル勢和会のルシアーノ・バジレ選手です。
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知る人ぞ知る、1998年ファイティングオープントーナメント全日本空手道選手権大会の重量級チャンピオンです。
今から18年前に、この2人が表彰台の一番高いところで並んで写真を撮ったものです。
この時はわたくしが軽量級優勝でしたが、パッとみたところ、おそらく現在では、わたくしの方が体重ありそうでした。

それにしてもブラジル人は英語しゃべれないから、意思疎通が難しい。
ブラジルグループはパーティー会場でも、ちょっと他団体と距離があったようでした。

そのほか、仲良くお話させていただいた他流派の先生方。
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その後、わたくしは大国町のホテルの近くのお店で山形勢と焼酎の瓶を何本か空けて、いつの間にか朝になっていたのでした(つづく?)

2016年11月13日に大阪府立体育会館にて、4年に1度のカラテの祭典・WKOカラテワールドカップが開催されました。
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九州勢の結果は

男子重量級優勝 内藤貴継(白蓮会館唐津)

男子中量級準優勝 原正幸(菱岡道場)

男子軽量級第3位 竹中達哉(成心會)

女子重量級第3位 久原沙姫(龍士會)

女子重量級第3位 馬渡純香(菱岡道場)

男子重量級ベスト8 福澤賢人(白蓮会館唐津)

男子軽量級ベスト8 山口哲矢(清松会)

出場するだけでも充分すごいこの大会、なんと九州勢7名全員がベスト8進出、そして5名が入賞!
さらに内藤貴継支部長は世界大会2連覇です。
皆様おめでとうございます!

こちらはご存知、内藤貴継支部長。
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重量級入賞者。
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九州白蓮会館の応援団で。
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ちなみに、本当はもっと九州応援団は多かったのですよ。本当はここに写ってない人が10人くらいいました。
試合が押してしまい、決勝戦の直前に飛行機の時間の都合で帰らなきゃならなかったのです。

応援の皆さんも、本当に選手の励みになったと思います。ありがとうございました!

11月3日、福岡大学の学園祭【七隈祭】にて、白蓮会館福岡道場の年少部拳士達が空手の演武をします。

11月3日(木・祝)
集合時間 13時
集合場所 福岡大学 正門前(私服で集合してください)

タイムスケジュール
13:15 七隈祭のスタッフが迎えにきます
着替え(控え室が用意してあります)
    団体席で待機(テントに場所が用意してあります)
    リハーサル
14:00 キッズステージの始まり
    白蓮会館の演武(8団体中、5番目です)
14:45 最後にキッズステージに参加した団体と一緒にステージに立ちます
    代表者インタビュー 各団体の紹介をされます
15:00 ステージ終了予定


現地まで自転車等で行くことのできない子は、保護者の方が送迎してください。
白蓮会館の演武まではリハーサル、待機の時間です。静かに他の団体の出し物を観ながら過ごします。保護者の方は、キッズステージを観客席でご覧ください。会場では終止、子ども達は保護者の方と別行動となります。

白蓮会館では、演武で使用する板やバットなどは道場から提供しています。すべての子ども達に、小学6年生までに演武を経験してもらいたいと思っていますが、福岡道場はなかなかこのような機会に恵まれず、ほとんどの子ども達が初めての演武となります。大勢の観客の注目する重圧の中で、日頃稽古している技を披露することで、緊張感に負けない強い心を養ってもらいたいと思います。

演武の練習は、11月2日(水)に行います。配置や人数を確定するため、出場予定者は必ず参加してください。どうしても稽古に出席できない方は電話連絡をお願いします。どうぞご協力のほど宜しくお願い申し上げます。

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ここ数年で絶滅したかと思われていた、試合に負けて戻ってきた子供を殴る親を、久しぶりに間近で目撃しました。

ちょうどウチの選手の2試合前だったので、なんとはなしにその試合をずっと見ていたのですが、両者とも素晴らしい選手で、拮抗した内容のほんといい試合でした。

負けた子供が戻ってきた直後、父親とおぼしき男性が
『なんじゃいまのは!!!』
とバッチーンとビンタ。
そして髪の毛を掴んで体育館の端っこに引きずっていきました。


いやー。実に寒かった。


隣にいたウチの選手のお父さん
『先生、あーゆーのは普通にあることなんですか?』

『いえいえ。10年くらい前までは結構いましたけど、ここ最近はほとんど見なくなりましたねー。僕も久しぶりに見ました』

『ああ、そうなんですね。いやーびっくりしましたよー』


そこそこの家族の関係性の中のことなので、他人がどうこう指図するなと言われるかもしれませんが、客観的に気分が悪くなる光景です。


で、なぜ気分が悪くなるのか考えてみました。


おおむね、子供に暴力を振るう親は、本人の力の及ぶ範囲以上の結果を求めていないだろうか。
9.0秒でしか走れない子供に、今すぐ7.2秒で走れと命令しても、できないものはできない。


そもそも子供が試合に負けたことは罪なのでしょうか?

『ごめんなさい。次は勝ちます』
という約束をもし子供に取り付けたとしても、子供はその約束を次回、忠実に履行できるでしょうか?

これは子供の意志でどうにかなる範囲外の、明らかに無理な要求ではないでしょうか?


まず怒るべき場合かどうかは、それが罪なのか、そうでないかを判断しなければならないし、次に、ちょっと適切な言葉ではないかもしれませんが、
『意識領域』
『無意識領域』
のどちらなのか分けて考えなければならないと思います。

例えば、子供が肘をついてご飯を食べている時、これは怒らなければなりません。
日本において食事中に肘をつくのは、はしたない行為とされていますから罪。
そして、これは意識すれば今すぐ直せることだから注意すべき。


試合で怒ってもいい場合とは『意識領域』、つまり意識を変えればある程度、結果が変わったであろうと考えられる時のみです。

・右にステップしろ、と指示をしたのに左にばかり移動した
・ローが効いてる、と言ってるのにミドルやハイばかり出した
・技有りを取って(もらって)残り時間を無気力に過ごした

こんなもんじゃないか。ほかにそんなに思いつきません。
だからと言って、過剰にプレッシャーのかかる試合中は冷静な判断力が下がるので、どれも殴るほどの罪ではない。
わたくしが試合後に選手を怒ったことって、20年間で2〜3回くらいなもんです。

要するに試合の中で意識して変えられる部分なんてあんまりない。
だから実際怒る場面なんてほとんどない。

むしろ意識で変えられる領域とは、ほとんど平素の練習中にあるものです。



試合というのは、相手がいて結果があります。その相手は必ずしも均一ではなく、対戦してみなければわかりません。
例えば、陸上とか、ウエイトリフティングとか、いちおう対戦相手がいるんだけれども、本質的に自分の過去の最高のパフォーマンスを、本番で忠実に再現することが求められる競技がある一方で、格闘技はどんな相手と対戦するかが勝敗に大きく寄与する競技です。
必ずしも練習した通りにはいかない。
空手で負ける、ということは、その時は相手が強かった、いうことです。


『自分ではどうにもならないことを
どうにかしようとすればするほど
自分でどうにかなることまで
どうにもならなくなる』


どんなに練習しても
対戦相手がどれくらい強いかによる。
対戦相手との相性もある。

トーナメントの運もある。
ジャッジの主観もある。

そんなことを嘆いてもどうにもならない。

自分でなんとかなることは、自分の仕上がり具合だけだ。
だから、限られた条件の中で、自分でできることは何か考えよう。


今回の試合では、相手の方が上回っていた。
また同じ相手と再びまみえることがあるならと考えて、次は負けないようにと対策をしよう。

それが修業です。


わたくしが嫌悪感を覚える代表的なものは、相手に押されて後ろに下がったことを責めること。
だって、あなたの子供は自発的に下がったわけじゃない。そこには相手がいて、その相手は、あなたの子供を後ろに下げてやろうと思って前に出てきたのですよ。
両者とも同じことを思ってぶつかり合い、結果、片方が自分の意に反して下がらざるを得なかった。

で、下がったことをなぜ批判するの?

セコンドが
『下がるな!!』
と言ったら下がらなくなるの?

選手が
『あぁそうだ。下がっちゃダメだ』
と思い直せば、下がらなくなるの?


そこに相手がいることを忘れてませんか?
現時点で、相手の方が接近戦に強いんですよ。


それはステップや手数も同じ。
道場では華麗にステップして相手のサイドポジションを取る選手が、相手にやられるがまま真っ直ぐ後ろに下がった。
サンドバッグで手数を出せる選手が、なぜか試合で手数を出さなかった。

おそらく、相手の攻撃が思いのほか痛いとか、やたらカウンターが上手いとか、圧がすごくて前屈できなかったとか、きっとなにか選手にしかわからない特殊な事情があるんです。
だからやってる選手は誰だって勝ちたいけれど、ディフェンスに回らなければならなかった。


それなのに、試合が終わった瞬間、親に
『なんで手数ださんかったとかて!!』
とか言って殴られる。

特に低学年の子供なんて語彙が乏しいから理由なんて説明できない。
もちろん親も、手数を出せなかった本当の理由なんて別に興味がないから、もし子供が
『相手の身長が高く、肩口に来る上からのパンチを避けにくくて思うように手数を出せなかった』
などと、子供が本当に事情を説明しようものなら、
『理由がわかってるならやらんかい!!』
と言って、たぶんもっと怒る。

この怒り方は、ひとつも指導じゃない。
これは、ただの親の感情失禁(ションベンを漏らすのと一緒で、怒りの感情をこらえきれずにお漏らしする)。
子供が負けて悔しくて、自分の感情を抑えきれずに八つ当たりしているだけです。



さんざん親が
『次は絶対に下がるなよ!!』
と怒鳴って殴って、直後にまた同じ相手と再試合するとします。

でも、絶対に後ろに下がるなよ、と言われても、意識ではどうにもならない領域のことだから何も変化は起きない。
それどころか、子供は怒られた分だけ自信を無くして、さっきよりももっと悪い試合をするはず。

いくら周りがやんや怒っても結果は変わるわけがないのですから、それは日ハムの日本一を受けて広島の街で大暴れしている酔っ払いと同じレベルです。



だから周りで見ている我々も気分が悪い。

いいかげん、カラテ界から絶滅せんかなこの人種。






さて。昨日行われた不退転杯
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古賀逸希 優勝!
本田ののか 準優勝!
宮崎真紗斗 敢闘賞!
おめでとうございます!
春稀も勝てなかったけど素晴らしい動きでしたよ。
みんなよく頑張りました。

また、南里家、辻家、せっかくの貴重な休日に遠路応援に駆けつけてくださりありがとうございました。

試合とは『試し合い』。
試し合った結果、表面化した課題を、また今日からひとつひとつ克服していきましょう。それが修業です。

来たる世界大会を記念し、実に4年ぶりに白蓮会館九州本部のTシャツを作りました。
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価格は3500円。
デザインは前回までと同じもので、カラーは黒生地にシルバー文字です。
ちなみに前回は黒にブルー、その前は黒にアイボリーでした。
こちらが、今から8年前に初めて道場オリジナルTシャツを作って喜んでいるときの様子。

サイズは全16種類です。

子供用7種類
100(身長100cm対応)、以降110、120、130、140、150、160。

一般女性用3種類
WS(153cm)WM(157cm)WL(165cm)

一般男性用6種類
S(163cm)M(170cm)L(179cm)XL(181cm)XXL(183cm)XXXL(186cm)
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1枚3500円と割高ですが、道場生の皆様がこのTシャツを購入してくださることで得られた利益をW杯の協賛金に充てます。

一次締め切り 11月8日(火)
二次締め切り 12月16日(金)
購入申込書は各道場事務局に置いております。
どうかこの機会にご協力のほど宜しくお願い申し上げます。

また、福岡道場だけのオリジナル、佐賀道場だけのオリジナルTシャツも現在デザイン作成中です。
ヒントとしては福岡道場の Tシャツはこれに準ずるものと心得てください。
佐賀道場のはまだ秘密です。
楽しみにお待ちください。

あっという間に10日も経過してしまいましたが、平成28年10月15〜16日の2日間、福岡市百道浜にあるSRPセンタービル福岡にて、全国重症心身障害児デイサービスネットワーク第3回全国大会が開催されました。

これまで東京で開催されていたこの全国大会、初の九州開催で、地元の事業所が実行委員となり、わたくしもそのメンバーになりました。
実行委員が組織されたのは、今年の春先。
それから開催期日、開催場所の設定。続いて講演の内容、講師の先生との接渉。
後援の依頼、予算の編成、その予算内での全体の構成を考え、何度となく実行委員会議を重ねました。

わたくしは開催の直前まで出張が続き、全てが後手に回った感じで、前日の深夜まで準備にバタバタと追われていましたが、結果的には成功だったのではないかと満足してます。自己採点95点です。

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それにしても、この大会のMVPは、わたくしが思うに下関じねんじょの石塚忠志さん(写真右から2番目)。
この方がいらっしゃったおかげで、こんなに全てがスムーズに進んだとわたくしは思ってます。
わたくしがいろいろできたのも、実に石塚さんの的確な指示のおかげであり、石塚さんなしにこの大会の成功はなかったと思っております。本当に感謝いたします。

会場は200を超える業界関係者が。
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会場はフロア全てを貸し切り。
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なんと言いますか、本日の予定を埋め尽くしたこの表示は、ちょっと誇らしげな気分でした。

こちらは受付ブース。
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障害福祉業界への就職を希望する学生の皆様にもボランティアでかなりご協力いただきました。
2日間ありがとうございました。


関係書籍の販売ブース。
ここには興味深いタイトルの本ばかりズラリと並び、常に人がいっぱい。
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総合司会は、ウチのスタッフの古賀純ちゃん。
今年のアタマに開催されたいーはとーぶの2周年式典でも総合司会をやってくれました。
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司会のすぐ脇で、音響、照明、プロジェクターチェックをやってくれた、有馬くんと光くん。
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特に、やはりプロジェクターのトラブルは恐ろしい。
2日間で何度もすんなりいかないシーンがありましたが、2人の機敏なフォローのおかげでことごとく大ごとにならず、進行に影響はありませんでした。

主催者挨拶。
全国重症心身障害児デイサービスネットワーク代表理事の鈴木由夫先生。
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来賓挨拶。
衆議院議員・岩田和親様。
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佐賀県の議員が、福岡で開催される行事に来賓で駆けつけてくださることは稀。
ちょっと前に、おない年である岩田議員と飲む機会があり、そこで軽く出席するよーも約束をしてくれたのが、本当にスケジュール調整をして、遠路わざわざ出席してくれました。

参議院議員・古賀ゆきひと様。
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ご存知・元FBS福岡放送のアナウンサーの古賀さんです。日本テレビは24時間テレビを通して我々の業界に多大なご協力をしていまして、古賀さんの関心も非常に高かった。

夜の懇親会では、一計を案じて、スポンサーの皆様にステージへ登壇してもらっての商品販売のプレゼンの時間を。
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懇親会の司会を務めてくれた鈴木雄介くんに実際にオムツを着用してもらったり。

3分の1くらいまで減っちゃいましたが、最後まで会場に残っていた皆様と記念撮影。
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もちろん鈴木雄介くんはスポンサー様の商品告知に協力するために、記念撮影でもオムツ着用で最前列に写っています。


懇親会では、実にたくさんの人が嫁に挨拶に来られました。
その際に、嫁に対して、大会開催の労をねぎらってくださいます。
『ほんと素晴らしい大会の開催おつかれさまでした!』
『さぞ大変だったでしょう!』
みたいな感じで。


これ、ちょっと寂しい。


いやいや。
この大会の企画、準備とか、嫁は直接なんも関わってませんよ!
ぼくがむっちゃ頑張ったんですよ!

と、喉まで出かかりました。


……。


いや違う。

嫁はわたくしにこの間の給料を払ってくれた。
他に仕事をしなくていいように計らってくれた。
そのおかげでわたくしはこの大会の準備に専念できた。

だからやはりそういうことなのだ。

経典には
『おのれがやる。もしくは人をしてそれをさしむる。』
は同じ重さであると説かれています。

このことに気がつくのに時間がかかったわたくしはまだまだ未熟者。

ええ。ほんとおつかれさまでした。


また数年後にこの全国大会が九州で開催される時は、もっと良い運営・進行ができるように頑張ります。

同じ実行委員としてご尽力してくださったシャインサポートの川津有紀さん、本部事務局の皆様を始め、この大会の全ての関係者各位に心より御礼申し上げます。

11日(火)の白蓮会館佐賀道場の年少部の稽古はお休み(?)で、みんなで佐嘉神社のお祭りステージの演武に参加します。

いつもなら稽古が始まる時間と同じ18時開始ですが、今日は30分早く、17:30からの演武開始です。
出演の皆様は、17:00に佐嘉神社境内に集まってください。
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ぜひ年少部拳士の勇姿を観に、皆様もご来場ください。
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今回は演武終了後、子供神輿の手伝いの依頼がありました。
お時間がある方は、演武終了後そのままハッピとハチマキを受け取って神輿を担いでお祭りに参加なさってください。


そう。

祭りとは、すなわち『祀る』であり、御神体に感謝と懺悔と祈りを捧げる場なのです。
いくら人出が多くても、そこに祈りがなければ祭りではない。
『まるでお祭りのように賑やか』
なだけであって、根本の精神が何もない。
日峯さんの縁日には、この佐賀の地に込められた祈りを讃え、後世のみんなが再認識する祭りの精神があります。
世の中にある『祭り』と呼ばれるイベントは、はっきり言って、ほとんどがただの発表会です。どこを探しても神が不在なのに、それが偉そうに祭りを名乗るなぞ、天地がひっくり返るようなもの。
どうか、そんな日本に伝統的に存在した本当の祭りが衰退してしまわないよう、皆様のご助力をお願い申し上げます。

神社に足を運んでください。
ちゃんと本殿にお参りしてください。
帰りに露店で何か買ってください。
少しでもお金を使ってください。

よろしくお願い申し上げます。


なお、一般部の稽古は通常とおり行います。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

台風接近のため、自主トレーニングとさせていただきます。


わたくしは、まだ九十九里浜におります。
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なんか天気予報が言うところの、
『何十年に一度の強い台風』
というセリフはもう聞き飽きた。
今年だけで、その『何十年に一度の強い台風』は3回来ましたよ。
年に3回も来るなら、それは普通の台風じゃないか。

しかも、こと佐賀や福岡に関しては、毎回小中学校が事前に休校を決定するくらい大騒ぎするくせに、まるっきりコースが外れ、もう、なにが台風だかさっぱりわからない。
道場ももう何回もお休みにしたのに、結局その時間は全く無風な場合ばかり。

毎回毎回
『明日は、大型の強い台風の接近が〜』
などとテレビが煽りまくるものだから、いーはとーぶの方も利用のキャンセルが続出します。しかし利用者がいなくとも、スタッフはしっかり出勤してくれますので、こちらも痛い。

これは台風くるくる詐欺です。

しかし反面、羽田空港から今日の飛行機が飛ぶのはありがたい。
全国重症心身障害児デイサービスネットワークの全国大会の直前で、わたくしは四国から千葉県へ、合計5日間も出張で不在だったため、やるべきタスクが溜まりに溜まってます。これで1日でも足止めを喰ったらえらいことでした。


地震の予測も難しいが、台風の予想も難しいものだ。


そんな今日の白蓮会館福岡道場、宮崎斗志輝拳士が年少部の自主トレーニングの音頭を取ってくれます。

道場生のみなさま、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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