【 大野英章の“昼夜常精進”】

空手道場 白蓮会館(佐賀・福岡) ならびに 日蓮宗仙道山勝厳寺の活動日記。

仙道山勝嚴寺は、佐賀県にある日蓮宗の寺院。各種因縁・未来鑑定/加持・祈祷修法・お祓い・追善供養・水子供養/葬儀・納骨堂・墓地/宗教相談/妙法蓮華經/観心の本尊

国際空手拳法連盟 白蓮会館九州本部は、佐賀・福岡で活動する実戦空手道場。護身錬胆・健康増進・精神修養。ステップ指導で無理なく上達/各会員の目的に応じたクラス編成/新人戦・選手権への挑戦/子供達の礼儀の徹底と体力の向上。

2015年11月

ウチの会社のとあるスタッフは、職場のみんなのために頻繁に差し入れをしてくださるのですが、先日、こんなものをいただきました。
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『はしきれ弁当』。

先におことわりしておきますが
これは『ケーキ』です。

ケーキの弁当です。

某佐賀市内のケーキ屋さんが、カタチの崩れたケーキや、ケーキを作る過程において捨ててしまう端っこを、美しさとか見た目とか、全くお構いなしに乱暴に弁当箱に詰め込んで、それを廉価で商品化したものです。

なんでもこのケーキ屋さんには、この『はしきれ弁当』だけを買い求める客が行列を成すとか。

これは見た目よりボリュームがハンパない。
この量の焼きそばなら食えますが、ケーキとなるとなかなか食えない。

毎日ハードトレーニングを頑張っている甘党の太田貴幸指導員に差し入れしました。
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それでもさすがに1人で完食できず、みんなで分けて食べました。
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こんな反則商品を売り出せば、本当に売りたいケーキが売れなくなって本末転倒じゃないだろうかと心配しましたが、みんなで考察した結果、カタチの綺麗なケーキを買うシチュエーションに、この『はしきれ弁当』が代用されることは極めてすくないのではないか。
カタチの綺麗なケーキは、自分で食べるために買わない。
やっぱり改まったご挨拶とかお見舞いなどのためであり、逆に『はしきれ弁当』は完全に自分、もしくは極めて親しい身内で食べるためのもの。
だから結果、自分で食べるためにケーキ屋さんに足を運ぶ人が増えるだけだから心配いらないのではないか、という結論に至りました。
実際のところは知りません。

また機会があれば買いに行こう。

年末ですが、白蓮会館福岡道場から12月に試合に出る選手がとにかく多く、毎回一般部の稽古が賑やかです。
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そう。
白蓮会館福岡道場の隠れキャラ・福里も帰ってきました。
昨年、わたくしが日蓮宗大荒行堂に入っていたために福里と会うのは実に2年ぶり。
世界大会予選突破に向けて、太田指導員も力強いパートナーの出現に一層燃えています。


12月の大会予定〜

・6日 一進会西日本空手道選手権大会

・13日 白蓮会館全関西空手道選手権大会
極真水口派マス大山カップ

・20日 井上道場ウィンターズカップ

・27日 宮野道場リアルチャンピオンシップ

というように毎週日曜日、必ず出場者がいます。稽古納めの日まで息を上げる練習が続きますが、試合に出ない方も『練習に参加する』という応援をお願いします!

励士館主催・第27回Point&KO全九州空手道選手権大会のために、岡垣サンリーアイに来ています。
開催27年といえば、九州地区では相当老舗の大会です。
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ご存知の方も多いと思いますが、トラディショナルな白蓮会館のファイトスタイルは、足を止めて、限られた狭い空間の中でパンチと膝を繰り出す、超接近戦が得意。

華麗な蹴り技の比重の高いこの大会は、ほとんどの道場生が苦手にしています。

たまに蹴りが得意な選手を出すこともあります。
しかし、だいたい戦略が甘いので、割りと早い段階で全滅します。

今年は白蓮会館からのエントリーはなかったのですが、ご挨拶だけに伺いました。
会場で会う人、会う人みんな
『あれ?どうしたんですか?』
と怪訝な顔をされます。
ウチのスタイルがよっぽどこの大会に不似合いだということを、他流派の皆様もすでにご存知なのだろうか。

パンフレットを見ても、もちろんウチと交流の深い団体もありますが、失礼ながら名前を存じ上げない道場も散見されます。やはり我々とは色合いを異にしているのでしょう。
このルールで、友好道場のちょくちょく一緒に稽古している選手達がどのような戦いを見せてくれるのか楽しみです。

そういえば、大会パンフレットが半端なく立派です。
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めちゃくちゃ紙質が良い上に、広告込みで100ページくらいあります。
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受付で1冊1000円で販売されていました。そりゃそーだろな。

それから、かれこれ24年も空手やってますが、本日初めて極真会館第1回世界チャンピオン・佐藤勝昭先生にご挨拶をさせてもらいました。それも光栄でした。

夕方から佐賀で別件があって、途中で失礼させてもらいましたが、来年こそは再び選手団を送り込みたいものです

と毎年思ってます。

全日本が終わって、わたくし選手でもないくせに少々フヌケになってます。

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同日、東京では国立代々木体育館にてJKJO全日本選手権が開催され、九州白蓮から4名が選抜され、エントリーしていました。

その中で、白蓮会館九州選手権大会チャンピオン本田ななかが3位に入賞!
おめでとうございます!
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また女子の世界大会も確実に行われることとなりました。そこを目標に女子全員が頑張ってほしいと思います。


さて。

次の日まで大阪界隈でゆっくりしていた選手達が、そぞろ道場に戻ってきました。
出場選手達から、それぞれ生きた感想をいただいて、わたくし自身がハッとさせられてます。

そう。

それに気づいてくれたのか。

それだけで素晴らしい収穫じゃないか。

みんなの素直な感想を聞くにつけ、心から嬉しくなります。


全日本は終わったものの、世界大会に向けた国内選抜戦は始まったばかり。
さっそく12月の極真水口派のマス大山カップが世界予選になっています。
出場希望者は明日までに事務局に申込書を提出してください。

白蓮会館佐賀道場・田中徳晃選手(中量級・初出場)
1回戦本戦3-0
2回戦、対戦予定だった第3シード宮崎聖也選手が欠場したためすんなり本戦進出。
3回戦、宮野道場の井本選手に本戦0-4
田中選手はベスト16でした。なお、井本選手はその後ベスト8進出。


白蓮会館福岡道場・山鼓大選手(軽量級・2回目)
1回戦本戦5-0
2回戦本戦0-3
相手は白蓮会館姫路支部の谷本選手(全日本第3位、前回世界大会日本代表)。
残念ながら九州白蓮で一人だけ開会式に参加できず。


白蓮会館福岡道場・太田貴幸選手(軽量級・5回目)
1回戦シード
2回戦本戦3-0
3回戦、白蓮会館堺支部の宮田空選手に変則的な上段回し蹴りを立て続けに喰らって合わせ一本負け!
なお、宮田選手はその後ベスト8でした。


白蓮会館佐賀道場・浦川丈也選手(軽量級・初出場)
1回戦シード
2回戦本戦3-0
3回戦、一円会館の島本選手に危なげなく本戦5-0。相手に減点がありましたが、内容でも勝っていたと思います。
準々決勝戦、白虎会の奥村選手に本戦0-5。後半、いい後ろ蹴りが直撃して流れが変わったのに時間切れで残念!
浦川選手はベスト8でした。なお、奥村選手は準優勝でした。


白蓮会館唐津道場・福澤賢人選手(重量級・2回目)
1回戦、本戦1-0、延長5-0
準々決勝戦、白蓮会館高野山支部の亀山選手に本戦0-0、延長0-1、再延長0-1
福澤90.7kg亀山79.5kgで10kg以上差にて体重判定負け。
福澤選手はベスト8でした。なお、亀山選手は3位入賞。

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白蓮会館以外の九州勢です。

成心會・竹中貴啓選手(軽量級)
1回戦、顔面殴打により反則負け。


黎明塾・相原豪選手(軽量級)
1回戦本戦0-3判定負け。


清松会・山口哲矢選手(軽量級)
白蓮会館の九州選手権のチャンピオンです。
1回戦不戦勝
2回戦、関西ではかなり名の通った白蓮会館岸和田支部の奥野選手に本戦5-0。
3回戦も危なげなく勝利。
準々決勝戦、白蓮会館沖縄支部の有銘選手に本戦0-1、延長0-1、再延長1-4判定負け。
ベスト8でした。なお、有銘選手は3位入賞。


菱岡道場・原正幸選手(中量級)
4年前の白蓮会館全日本で準優勝した強豪です。
1回戦本戦5-0
2回戦、実績において今大会の実質的な決勝戦ではないかと思える福地勇人選手との対戦でしたが、本戦0-3で福地選手の勝利。
やはり福地勇人選手は鬼かと思いました。なお、福地選手はなんと決勝戦でまさかの試し割り判定負けを喫し、準優勝に終わりました。


成心會・竹中達哉選手(軽量級)
前回のWKO世界大会の日本代表です。
1回戦シード。
2回戦本戦5-0
3回戦、白蓮会館鎌倉支部の岩謙二選手に、星数は覚えていませんが判定勝利。
準々決勝戦、夏の全日本ジュニアで丈也に勝ち、前の試合で太田を倒した白蓮会館堺支部の宮田空選手に上段膝で一本勝ち!
準決勝戦、山口選手と死闘を演じた白蓮会館沖縄支部の有銘選手に本戦1-0、延長4-0の判定勝ち。
決勝戦、丈也に勝った白虎会の奥村選手に本戦1-0、延長4-0で優勝!
ついに生粋の九州の空手人の白蓮全日本チャンピオンの誕生です。

流派を超えて、心から祝福申し上げます。

以上です。

白蓮会館主催・ファイティングオープントーナメント全日本空手道選手権大会に来ています。
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白蓮会館佐賀道場から、浦川丈也指導員、田中徳晃拳士の2名が。

白蓮会館福岡道場から、太田貴幸指導員、山鼓大指導員の2名が。

白蓮会館唐津道場から、福澤賢人指導員が。

九州の白蓮会館から5名が、我々の代表として、この全日本空手道選手権大会に挑戦しています。

我々と親交の深い地元九州の他流派からは、
成心會から竹中達哉選手、竹中貴啓選手の兄弟。
清松会から山口哲矢選手、
菱岡道場から原正幸選手、
黎明塾から相原豪選手、
計5名、我々白蓮会館勢と合わせて10名が出場します。

午前中の予選が終了した時点で、本戦進出者は10名中、7名。
白蓮九州の太田、田中、浦川、福澤。
他流派から原、竹中兄、山口です。

これは、本当にすごいことですよ。


開会式に先立ち、白蓮会館の支部の中から選抜された年少部拳士達による演武がありましたが、いや、これがまた、素晴らしかった。ウチの子供達にも見せてあげたかったなぁ。



軽量級決勝
優勝は竹中達哉選手でした。
竹中選手が前の試合で丈也に勝った白虎会の奥村選手に
本戦1-0
延長4-0で優勝!
生粋の地元九州の全日本チャンピオン出現です!

中量級決勝
絶対王者福地勇人選手、決勝戦、まさかの試し割り失敗にて敗退!
中量級チャンピオンが他流派に流出!なお、優勝は聖武会館の小野寺選手でした。

重量級決勝
大方の予想通り山口vs.北島。
本戦にて下段回し蹴り一本で、優勝は山口翔大選手でした。


九州白蓮の結果は
ベスト8
福澤賢人(唐津)浦川丈也選手(佐賀)
ベスト16
太田貴幸(福岡)田中徳晃選手(佐賀)
でした。

選手ならびに全ての関係各位、本当にお疲れ様でした!

おえ式とは、日蓮大聖人の命日(10月13日)の前後に宗祖の威徳を偲んで全国の日蓮門下全寺院で行われるものです。今年は日蓮大上人の御入滅以来734年目に当たります。
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日蓮大聖人は山梨の身延から故郷の千葉県小湊に向かう途中、現在の東京の池上付近でお亡くなりになりました。現在、その場所には日蓮宗の大本山・池上本門寺があります。
この日、季節はずれの桜が咲いたという故事から、東京池上では古くから、桜の花を模した万灯がたくさん行列をつくり、纏(まとい)と太鼓がそのあいだを練り歩くのがこの季節の風物詩になっています。

小城町には、松尾山光勝寺という由緒ある本山があります。この松尾の御会式の万灯行列の出発点が三日月町の勝厳寺です。



2015年11月12日(木)

14:00 勝厳寺おえ式法要
15:00 お説教
17:30 御輿行列勝嚴寺出発
18:30 八頭司橘屋到着
    (休 憩)
19:00 八頭司橘屋出発
20:00 松尾山御逮夜法要
21:00 終了予定



14時から勝嚴寺お会式では、日蓮大聖人御真筆の御本尊の御開帳があります。
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1年に2回だけの御開帳です。

夕方5時半に、その御本尊を御輿に乗せて、勝厳寺から松尾山光勝寺に向けて約6.6kmの道のりを行列が出発します。

仕事等の都合で5時半の勝嚴寺出発に間に合わない方も、7時に小城駅前の八頭司羊羹へ直接お越しください。

夜7時 八頭司羊羹前再出発 ここからは他の寺の万燈籠一行も加わり、日蓮宗青年会行脚隊先導で、南無妙法蓮華経のお題目の大合唱の中、小城町中を通り、松尾山へ向かいます。

夜7時45分  松尾山光勝寺到着 本堂前で松尾山貫首猊下のお迎えを受け、日親堂(向かっていちばん左の堂宇)より昇堂。日親堂にて一行は食事をとります。

夜8時 光勝寺本堂にて宗祖日蓮大聖人御会式逮夜法要です。

帰りは迎えのマイクロバスがありますので、そちらにてお帰りください。
なお、輿を担いでいただいた方々には、勝嚴寺にて簡単に汗流しとして一献用意しております。


その御輿の行列の人数が近年減少しております。

松尾山に到着後、最後の最後に、菩提梯(ごっつい急な石段)を、台車から御輿を下ろして人間が担いで駆け登るのですが、こここそが一番の難所であり、一番の見せ場なのです。

ところが、わたくし昨年荒行堂に入行していたために知らなかったのですが、去年の御会式は御輿を担ぐ人数が足らず、ウチの嫁が真筆御本尊だけを取り出して、それを一人で担いで登ったそうな。

ついにそんな日がやってきたのか。
御輿が松尾山本堂まで到着できなかった日が。

木曜日の夕方、時間のある方は、どうか、どうか、勝厳寺から松尾山まで御輿をかついでください。
なんとか再び松尾山光勝寺の本堂前まで、御輿で真筆本尊をお届けしたいと願っております。

もう1週間が経ちますが、先週末に新極真会世界チャンピオン・宮野孝裕先生が、急に佐賀に来ました。

ほんと『急に』来ました。

来ると決めたのが木曜日の夜。
何時に来るか決めたのが金曜日の昼。
佐賀に着いたのが金曜日の夕方。

まるでノープランの1泊2日。

事前告知も何もしてないので、その日の白蓮会館佐賀道場の年少部の参加者は、なんと7人!
せっかく世界チャンピオンが指導してくれるのに7人!

普段から7人なんてことはないのに、こんな日に限ってめっちゃ少なくて恐縮しまくりです。

誰が来たのかわからずキョトンとするウチの子供達。
どれだけスゴイ人か説明してあげました。
その凄さがどれほど伝わったのか甚だ疑問ですが、なんしかスゴイ人なんやろうということだけはなんとか理解したようです。

そんな宮野代表のサインを抽選で1名様にプレゼント。
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抽選方法はもちろんジャンケンです。
ジャンケンに勝利したのは聖凰。
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宝物にしなさいよ。

一般部では、宮野道場独特の、力を抜くためのミットとサーキット。
いろんなヒントをいただきました。
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終わってからは、一般部の道場生から質問攻め。
ひとつひとつ丁寧に答えてくれていました。

かなり遅い時間になりましたが、終わってからの食事は、一般部道場生有志と一緒にカニの食べ放題のお店。
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吐くほど食べました。

確かに吐くほど食いはしたものの、それはそれとして、締めはラーメン。

宮野代表いわく
『このラーメン、人生で一番うまいわ!
いや、これマジで』
と大絶賛。

その後、2人でクリスマスモードになった佐賀の街のイルミネーションの中を歩いたり。
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そうやって佐賀の夜は更けていくのでありました。




翌日も、いかにもノープラン旅行らしく、ただただ佐賀の街を徘徊。

そういえば、わたくしと同い年で佐賀出身、致遠館高校から大阪大学に進学し、学生時代に士道館に入門、宮野代表とともに空手を頑張っていたという畑田さん(現在佐賀在住)という方と、少し前にFacebookで知り合いまして、その畑田さんと連絡とって無理から合流。
強引に昼メシに誘います。

前日の稽古に参加できなかった江口指導員も誘って昼メシへ。

やっぱ丸徳かな。
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本人も、美味い、美味い、と言って完食!
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そんなこんなで、あっという間に宮野代表も帰途に着きます。

本当にありがとうございました!



この日のことは宮野代表のブログにも詳細が書かれています。
こちらもぜひご覧ください。


それにしても宮野孝裕先生。

わたくしと同級生。

わたくしが青帯の時に人生で初入賞した大会の決勝戦で主審を務め。

正道会館の全日本こそ取り逃がしたものの、あらゆる大会で優勝。

わたくしと道場を出した時が同じ。

支部数は12(ウチは3)。

道場生は500(ウチは150)。

全てが4倍です。

これでわたくしが宮野代表に勝ってるのは、もはや顔くらいになっちゃいました。




また来てくださいねーーー

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福岡大学から白蓮会館まで、日曜日の昼間なら車で10分くらいでしょうか。

だから同じ日に強行開催してみました。

してみたものの、演武だけでだいぶ気疲れして、けっこう後悔してます。

白蓮会館九州地区では、年に4回の研修会ならびに昇級審査を行っておりますが、前回8月は昇段もあり、その後のバーベキューもありで、かなりの人数が昇級した関係上、今回の昇級審査受験者はちょっと少なめです。

今回、もうひとつのブッキングがありました。

王丸先生発案のもと、急遽北部九州の各流派の選手達による全日本選手権大会に向けたスパーリング合流会が企画されました。

ただし、昇級審査と全く同じ時間帯。

王丸道場と白蓮会館は、これまた車で10分ちょいのご近所さん。
少し王丸先生に後ろにずらしてもらって、後半にみんなで審査の後に王丸道場になだれ込む算段でおりました。

そしたら当日になって参加道場がいくつかキャンセルに。

それなら会場を白蓮会館にした方が効率が良いということで、九州地区研修会、および昇級審査、および各流派合同スパーリング交流会、という変則イベントと相成りました。

いつもの合同スパーリング交流会のように参加者は多くなかったものの、その分ローテーションはかなりキツく、時間が過ぎるのが遅く感じました。
肩の手術の直後で激しい運動ができない内藤支部長なんか、最初からずっと見学。きっとわたくしの何倍も時間が過ぎるのが遅かっただろう。

ちょうど試合の2週間前のいいタイミングで、みんなよい技術確認ができたことと思います。
ぜひ流派を超えて、九州男児の底力を見せつけてやりましょう!


なお、このたびの全日本選手権に、大阪まで応援に来てくださる道場生を募集しております。
いつも一緒に練習している指導員、先輩が出る試合です。そんな先輩達の本気の瞬間を共有してみませんか?

時間とお金をかけていいという道場生の皆様、わたくしまで一声お掛け下さい。

きっとあなたは将来、全日本で活躍する選手になります。

最近、毎年呼んでいただく福岡大学の学園祭『七隈祭』キッズステージでの演武が無事に終わりました。
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このキッズステージでの演武の特色は、なんと言っても
『子供しかステージに登壇できない』。

要するにわたくしも、いち観客なのです。

普通の演武なら、わたくしが時計を気にしながらナレーションやって、板やバットもわたくしが持って、制限時間いっぱい使って、ゆっくりやればいいだけのこと。

しかし、ナレーションも子供、板の持ち手も子供、バットを持つのも子供です。
また、ちゃんと制限時間通りに終われるかリハーサルを何度も何度もやらなければならないのです。

普通の演武ならリハーサルに20分。

福岡大学学園祭の演武のためにリハーサルを2時間やりました。

今回の持ち時間は6分。
時間を計りながらリハーサルをやりこんだおかげで、そこに狂いはほとんどない自信がありました。

しかし、自信がないのは6年生のバット折り。
お金もかかるし、事前に練習ができない(板割りは予め全員やりました)。
バットを蹴る方も、バットの持ち手も、みんなぶっつけ本番です。

今回の演武者は紗英と空大。
空大は平均的6年生の中でも体格に恵まれてるし、おそらく問題なかろう。

しかし、紗英は身長は高いが、とにかく細い。
それに、6年生とはいえ入門が遅かった。
果たしてこのウエイトと技術で折ることができるだろうか。

縁起は悪いが、折れなかった時のための保険も掛けておきました。

もし、2回蹴っても折れなかった時、
『中学生のおねぇちゃん!助けてーーーー』
とみんなで叫んで、そこにいる中学生が、ステージの上で衆人環視の中、じゃんけんをして、勝った子が
『いぇーーーい!』
と喜びながら折る、というストーリーまで仕込んでおきました。

これなら仕込みには見えないだろう。

これを、こっそり、中学生に伝えたら、みんなめっちゃ大喜び。
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むしろ折れないことを祈る中学生達。

こりゃあ、まずい。

しかし、心配は無用でした。
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もう一つの心配事だった雄介のナレーションもなかなか上手い。

板割りも順調!
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こちらは先発の空大。
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紗英。
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意外にあっさり折った2人。

ああ、緊張した。
いや、わたくしが一番緊張したかもしれない。

今日だけで老けたはず。

ちなみにこれらの写真は主に桃田指導員のTwitterから無断で転載したものです。
桃田指導員の協力に感謝です。

福岡大学学園祭実行委員の皆様、特に白蓮会館との連絡等を担当してくださった山内様、なかなか素早くリアクションをとらないわたくしとのやりとりはさぞ気苦労もあった事と存じます。お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。
よかったら懲りずに来年もまたお声掛けくださいませ。

演武の前後のスナップ(大野が撮影した分)
ウチの連中。
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他の団体の皆様
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そして福岡大学を後にした我々はその後、道場に戻って昇級審査でした。
1日に全てを詰め込んだ強硬スケジュールはやっぱキツかったな。ちょっと反省です。

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