【 大野英章の“昼夜常精進”】

空手道場 白蓮会館(佐賀・福岡) ならびに 日蓮宗仙道山勝厳寺の活動日記。

仙道山勝嚴寺は、佐賀県にある日蓮宗の寺院。各種因縁・未来鑑定/加持・祈祷修法・お祓い・追善供養・水子供養/葬儀・納骨堂・墓地/宗教相談/妙法蓮華經/観心の本尊

国際空手拳法連盟 白蓮会館九州本部は、佐賀・福岡で活動する実戦空手道場。護身錬胆・健康増進・精神修養。ステップ指導で無理なく上達/各会員の目的に応じたクラス編成/新人戦・選手権への挑戦/子供達の礼儀の徹底と体力の向上。

2018年11月

先日、わたくしの祈祷観に大きな影響を与えるお話を聞きました。
神々は、人の言葉で発動するということ。

『言霊』という概念は皆様もちろんご承知でしょうが、少し違います。
もちろん神が動くくらいですから言霊には違いないけれども、全ての人の言葉に力があるわけではなくて、祈りの効く人、全く効かない人がいます。
そこは神です。人間みんなの言葉に安易に動かされるわけではありません。神は人を選びます。そうじゃないと神は人間にとって都合のいい召使いになってしまいます。

さらに、祈りの効く人であっても、祈りの効く時期、効かない時期があります。

なぜか。

その方のお話によれば、古来インドには『サティヤ』の力というものが存在した。
『サティヤ』とは『真理』『言った通り』という意味で、漢語では『諦』と表記されます。

一般に、祈祷をお願いする際、
1.願主は、祈祷師に御布施を持って行き、お願い事が成就するよう頼む
2.祈祷師は、真理の言葉で神々に力を与える
3.神々は、真理の言葉により力をみなぎらせる
4.神々の力が発動し、願主の願い事が叶えられる
というプロセスを経ます。

このプロセスを読んで、最初『うん。それくらい知ってるよ』くらいにしか思わなかったのですが、一見当たり前に見えるこの4つの項が意外に深かった。

肝心なのは、2.の
祈祷師は、真理の言葉で神々に力を与える
です。
これが真理の言葉でないと神になんの影響もない。
通常、祈祷師は仏典の経文を唱えます。経文は大覚世尊の言葉ですから、それ自体は真理の言葉です。
しかし、祈祷師本人にサティヤの力があるのか。

サティヤの力の強さは、その誓願の達成の難易度に比例して蓄積、発動されていくそうです。

例えば、もともとタバコを吸わない人が1年間禁煙しますと宣言しても、その宣言の達成は余程のことがない限りほぼ自動的に成就されますから、サティヤの力はほとんど貯まりません。

逆にヘビースモーカーが禁煙するのには効果がある。
よく娘が受験だからってパパも禁煙する、なんて話がありますが、当の娘からすれば、そんなことされたところで全く関係ないしウゼえ!とか思うでしょうが、大いに関係あります。だって禁煙を成就した父の祈りは神々をも動かせるからです。

イギリスの植民地であったインドでは、マハトマ・ガンジー師が精神的指導者となって宗主国に対して『非暴力』『不服従』という態度を採りました。
常識的に考えれば、このふたつの態度は同時に存在できないもので、通常『非暴力』なら徹底服従、『不服従』なら徹底抗戦としかペアを組めません。相反するベクトルの『非暴力』と『不服従』を両立させるなんて困難を極めます。だからこそ国民の多くがこの態度を貫いたことでインドに蓄積されるサティヤの力は絶大でした。そして、わずか数年で独立を勝ち得たことはご存知の通り。
もちろん多くの犠牲者は出したが、それでも再び戦争をした場合の死傷者を試算した数とは比べ物にならないほど少なく済んだだろうし、当時のインド国民はこのイギリスの支配は永遠に続くものだと誰もが思っていましたが、それがわずか数年という短期間で出て行った。


『信心』。

信心が大事、などとよく言われますが、何を信じるのが大事なのでしょう。
目に見えない『神』なる存在を信じることなのか。

それに『信心の強さ』とはなにか。
目に見えない神を信じている度合いが強いということか。

わたくしが思うに『信心の強さ』というのは、過去に交わした自分との約束をどれだけ守るか、ということではないか。

100日間神社に参拝する!と決めたら、雨が降ろうが台風が来ようが、必ず実行する。どんなに寝不足でも翌朝早起きしてお参りする。神様と約束したからには泊まりの仕事も全部断る。
神様と約束したようで、その実、自分との約束を果たす。これが信心ではないか。
信心が強いというのは、達成困難なことをやり遂げることができたからこそ、その強さを証明できるのではないか。

宗教的な力を宿しているなぁと思えるアスリートや経営者がわたくしの周りにも少なからず存在します。
おそらくどんな業界にも、いわゆるトップグループには、あなた人事を尽くして天命を変えたでしょ?というような超人がいます。
概して、そういう方々は有言実行、自分との約束を忠実に守ってきた人達ですから、そりゃあサティヤの力が貯まりに貯まってるから、神々も発動してこの世にかなり干渉してきたはず。


自分の言葉に責任を持てば、神をも動く。
過去の自分の発言をすぐ忘れてしまう人、すぐに翻す人、都合よく言い訳する人のことばには言霊は宿らない。

だからこそ、普段から心にないことを口にしてはならない。とにかくウソをついてはならない。



嘘をついてはならない。


そうか。
五戒にも含まれているように、釈尊は嘘をついてはならないと最初からおっしゃっていたなぁ。

単に『ウソをついちゃダメよ』と言われて、頭ではそんなことわかってるけれども、それを実行できるかどうか別。
『なるほど!』と心から納得して、腑に落ちて、そして自発的にやってみようとする順番を経なければ行動は変わらない。

なるほど。

五戒のうちのひとつ、不飲酒戒を守ってそろそろ2年。
わたくしは期せずして次の不妄語戒を頂く段階に進んできたのかもしれません。


ああ、なんて恐ろしい。


嘘をつかない。


こんなに達成困難な約束が現代社会に於いて他にあるだろうか。

しかし、祈祷を行う者なら特に、己の発する言葉が真実と相違していると、言葉は全くの無益で、そこに力(言霊)など宿りようがない。

これからはとにかく有言実行、できない約束はしない。
少しずつ、できることだけを謙虚にやっていこうと思いました。

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百度詣りという有名な願の掛け方があります。

わたくしが白蓮会館総本部職員だった頃、何のついでか夜中の石切神社(東大阪市)に行ったことがあるのですが、いかにも訳ありな男女が無言で鳥居と拝殿の間をひたすら往復し、柏手を叩いて頭を下げるのを繰り返す様子を目撃したことがあり、なるほどこれがお百度詣りかと、鮮烈な印象と共にその姿が記憶に焼き付いています。



なんらかの願い事があって、神社や仏閣にお参りして、願いを掛ける。

たった1回だけお参りするよりも、お参りを何度も繰り返す方が祈りの力は強くなるでしょう。
1回よりは3回、3回よりは7回、7回よりは21回と言ったように、お参りの回数を重ねた方が効果があると考えるのは自然なことです。

例えば7回お参りすると決めて、それを月曜日から日曜日までの1週間、毎日やると決める。
時間も朝、仕事に行く前にお参りすると決める。

もしあなたの願いが、とにかくどうしても叶えたい強い強い願いであるならば、7日と言わず、神様のところに100日通い続けるのはどうでしょう。

ところが数日後、バタバタしてどうしても朝お参りすることができない日が出てきた。
じゃあ仕方ない。仕事の帰りにお参りしようと諦めて会社に行く。
しかし、そんな時に限って抜けられない残業が入ったり、急なお客さんが来たり、帰り道が渋滞したり、泊まりの仕事が入ったりして、その日のお参りができずに日付けが変わってしまったりするものです。

こう考えると、たった7日でも難しいのに、100日なんて絶望的に難しい。いろんな誘いや、自分の生活のリズムを壊すものを遠ざけるだけでなく、病気や事故にも気をつけなければ、達成はとてつもなく難しい。
これを百日詣りと呼びます。ほとんどの人ができないから、その祈りの効果は絶大です。

100日お参りするのが難しいから、1日で100回お参りしよう、というのがお百度詣りです。
大きな神社には『百度石』というものがあって、拝殿からその石までを周回することで、それを1回の参拝とカウントできる目安になります。

ここで気をつけなければならないのは、本来ならば100日連続でお参りしなければならないのを不可能とみて、1日で100回お参りする形に短縮したという、そもそもの由来を忘れてはならない、ということです。


さらに大事なことは、お願い事を100回するわけではないということです。

お願い事の前に、神様に100回のご挨拶に伺うということです。

あなたが神様に、100日連続でお参りします!と先に誓って、宣言通りに実行します。
そして100日連続のお参りが達成できたとします。それを『満願』『成満』『満行』などと呼びます。
別にお参りの数をこなすことだけが満願でななく、禁煙や禁酒でも構いません。願いを叶えるために、自分に課した課題を成就することが満願です。


神様はあなたの本気度を試す。
あなたは自らの意思で、おのれの本気を神様に証明してみせなければならない。
そして満願のあかつきに、ようやく神様の扉が開く。

自分で立てた誓いを達成した者よ、そなたの願いをひとつ聞いてやろう。
そして100回目の参拝の時に、神様は初めてあなたの前に現れるのです。



11月1日から千葉県市川市中山にある日蓮宗大本山法華経寺にある日蓮宗大荒行堂が始まりました。
100日連続で神様にお参りするのがいかに困難かご理解いただけるかと思いますが、彼等は100日連続で参拝するのではなく、100日連続で参籠(泊まりこんで祈り続けること)をして神様に祈りを捧げます。

そして来年の2月10日、満願の日を迎えます。


修行僧の皆様、どうかご無事でその日を迎えられますように。


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