0023b559.jpg6月16日 金曜日
丙子(ひのえ・ね)六白金星
五黄殺:南東の方
暗剣殺:北西の方
日破:真南



前々日のブログの間違い探しの答えがこれです。
ウチの門の横にある自然石に、もう見えるか見えないかぐらいうっすらと南無妙法蓮華経・現世安穏・後生善処と彫ってありました。

江利部落(ウチをふくむ近所の集落の名称)のガキンチョ共は、毎年8月23日になると、この寶塔の周りを自分達の持ってるガラクタで飾り付け、大人公認で大規模な火遊びに興じます。
わたくしも幼い頃、この寶塔のお祭りで何度も火遊びを繰り返し、プラスチックの溶け方や、指でロウソクを消す方法や、爆竹の導火線の延長の仕方などを学びました。


今回の塀の修理で、この寶塔も多少動かしましたので、これを機会に石屋さんに頼んで、文字をよりビビッドに彫り込んでもらい、さらにわたくしの勝手な思いつきで、そこに金を入れたのです。


そうしたら、やはり印象が全然違う…!

こんなに御題目がはっきり見えると、今までただの石だったのが、やはり御本尊なんだなぁ…って強く意識させられ、思わず手を合わせます。


いやーよかった。
実によかった。
(^o^)


みなさまにとってみれば、こんな話を聞いても別にどうってことないでしょうが、生まれてこのかた色のついてなかった景色に、突然色が入るとかなり妙な感覚です。

子供の時からほぼ毎日見慣れた風景が、ここ数日でかなり大きく変化しました。

この妙な感覚を、わけもなく人に言いふらしたくなる幼稚なわたくしの気持ちも、どうかお察しください。



最近は江利部落も子供が少ないみたいです。
あと、伝統行事を次世代に伝えるという意識は、間違いなく希薄になってきています。

最近のお祭りは、子供達の上がりの時間が早くなった気がします。

昔はこの8月23日のお祭りに関しては、結構どこの家庭も寛容だったイメージがありました。

われわれの頃は夜中まで火遊びしていた気がするのですが、時代が変わったのか、はたまた、子供当時と大人となった今と時間に対する感覚が違っているのか、表が騒がしくなってやおら見に行った時には、もう子供達は帰ってしまって、誰もいません。


『変わる時代
変わらない価値』

いつか某お上人が名刺に書いてくれました。

この言葉を聞くと、こういった、その地域にだけ根ざした伝統行事のことが浮かびます。


ちなみに毎年8月23日は、正式には加藤清正公のお祭りで、江利部落では地域の男の子がその日の全ての段取りをします。

さぁ!
江利部落の皆さん、
この寶塔のお祭りを今一度、露店が並ぶくらい盛り上げていきましょう。