b6800786.jpg9月10日 月曜日
丁未(ひのと・ひつじ)五黄土星
五黄殺:なし
暗剣殺:全方位
日破:北北東
旧暦:(小)7月29日





格闘技を選ぶ人の考え方は、やはりどこか独特です。

格闘技は個人種目ですから、チームメイトと足並みを揃えるとかが苦手な人もやはり多いでしょう。

中には、手っ取り早く自分さえ強くなれればそれでいいという考えの方もおられるやしれません。


よく、格闘漫画には、めっぽう強くて、誰とも仲良くしようとしない孤独なヒールが登場します。
しかも意外とそんなキャラが人気があったりします。



しかし、わたくしの知る限り、実際の格闘技界にそんな強豪選手はいません。

確かに一匹狼といわれる実力派の選手もいます。
しかし彼らとて同じ練習仲間に目立って強い選手がいないために外部からそう見られるだけで、その実、仲間達にはすごく慕われているものです。


試合会場でのウォーミングアップでミットを持ってくれる人。
軽いスパーの相手をしてくれる人。
水やタオルを持ってくれる人。
試合中の時間を計ってくれる人。
相手のダメージや流れを判断し、適切な指示を出してくれる人。
技がヒットするたび歓声と拍手を送ってくれる人。
果ては、選手のカラダをいたわり、荷物を持ってくれたり、往復の車の運転をしたりする人。



強い選手は、間違いなく、たくさんの応援者から支えられているのです。


ひとりで電車に乗って試合会場に移動し、ひとりでアップして、着替えや貴重品などの荷物も全部ひとりで管理して、セコンドに誰も付かず、それでチャンピオンになった人など、わたくしはかつて見たことがない。



今回、指導員が試合に出るのに応援に駆けつけた道場生が少なかったことが非常に残念です。
昔D指導員が色帯時代に単身熊本で開催された大会に出場した時は、車6台に乗り合わせての大応援団が随伴しました。

しかし、今回は……とにかく寂しかった。

人を応援しない人を、いったい誰が応援するでしょう。


もちろん、わたくしは道場生ならみんな応援しますよ。

立場上道場の責任者ですから、そりゃ一生懸命応援します。



でも普通、他人の試合なんてどうでもいいと考えている人なんて、誰だって応援したくありません。


せっかくの日曜日なのに、むしろ平日よりも早起きして、高速代、ガソリン代を出し合って、貴重な休日を丸々費やして応援に行くのです。
応援の甲斐のないヤツのために、いったい誰がそんなボランティアをしてくれますか?


次に自分が応援されたいなら、いま目の前で戦う人の応援に駆けつけてください。

そして応援してくれた人の恩を忘れず、次は応援してあげてください。



強い選手は、強い道場からしか出現しないのです。

ひとりで強くなった選手はいません。

いちじるしく協調性に欠けた強いヒールなんて存在しないんです。

汝等 諦らかに聴け。
善く之を思念し思惟せよ。