49de5bd8.jpg3月13日 木曜日
壬子(みずのえ・ね)一白水星
五黄殺:南の方
暗剣殺:北の方
日破:真南
旧暦:(小)2月7日





佐賀県と福岡県のあいだにある標高600mの三瀬峠には、有料トンネルと旧峠道のふたつがあります。

有料トンネルの通行料は250円ですが、往復すると1日で500円。週3回で1500円。それが1ヶ月で約7000円になります。これがなかなかバカにならないので、普段わたくしは峠を通ります。

ちなみに、お互いの所要時間を計ったところ、有料トンネルを通った場合の短縮時間は7分。わずか7分の時間を惜しむために月々7000円をかけるのはもったいない。旧道も慣れてしまえばなんてことはない。そんなこんなで、わたくしは常に旧道派です。



さて。


めったに雪の降らない地域に、たまに積雪があると、概して地域住民はうろたえるものです。
温暖な気候の佐賀に積雪があった場合、田んぼにクルマが落ちている光景をよく見かけます。

佐賀県内とはいえ、標高がある三瀬峠には、毎年かなりの積雪があります。
積雪があると、だいたい旧道は通行止めになります。

しかし、南国の過剰反応といいますか、すっかり雪が溶けてしまっているのに通行止めが解除されない時が多々あります。

あの大雪の日は3月4日。

今日(当時)は13日。

すでに10日が経過しました。
さすがに10日も経てば雪も溶けとろうやとタカをくくって旧道に突入しました。

ところが、とにかく倒木がすごい。

道を塞ぐように木の枝が倒れ込んでいます。

次第に枝どころか、木の幹が根元から折れて転がったりしています。

さらに、路面の雪もすごい。
福岡側の陽の当たらない斜面で、何日も溶けずに残っていた雪は、よく良くない雪のことをシャーベット状とか言いますが、そんなものを軽く通り越して、スケートリンク状になっていました。

クルマの側面を倒木の枝でこすりながら、頑張ってあと3カーブで峠という地点で、ノーマルタイヤのわたくしの車は雪に足を取られ、ついに立ち往生。

ギアをドライブに入れたまま、外に出て車を押そうと試みます。

しかし、足場がさだまらない。
とにかく靴が滑るのです。

そうこうしているうちに、ユラッと車が後退し始めます。



…心底ビビりました。


倒木を避けて、車はガードレールぎりぎりのところにあります。あとちょっと後退すればガードレールに接触してしまいます。

時刻は午前2時前。

ここは携帯の電波の入らない三瀬峠。


ズルズルと滑り始める車。


ガードレールの下は断崖。


強烈な恐怖に襲われました。


あわてて運転席に飛び乗り、ハンドルを切ってバックで転回します。

ターンできるか不安でしたが、斜面後退の勢いで、一発でうまくできました。


今来た道を逆戻りして、結局250円払って有料トンネルで帰ってきました。


つくづく、最初から有料トンネルを通っておけば良かったと後悔します。


またまた体力とガソリンを浪費してしまいました。