電車じゃないのですよ。
汽車ですよ。汽車。


月曜日、久しぶりに汽車に乗りました。
JR久保田駅から、窓の景色を楽しみながら唐津駅まで移動しました。
唐津へはほぼ毎週自動車を運転して通っていますが、JR唐津線は、その国道203号線にほぼ平行するような形で走っています。だからこそ、普段と微妙に違う角度からの景色を楽しめました。

佐賀県にはまだまだ汽車が元気に走っています。
わたくしの住んでいるすぐ西側にJR唐津線が走っており、汽車というものに小さい頃から馴染んでいました。

しかし、佐賀は強烈な自動車社会。
線路の本数が少ないうえに、駅数も少ない。
駅数が少ないから、利用者は駅周辺のわずかな住民に限られます。
翻って、佐賀県は農家、または元農家が多く、一軒あたりの敷地面積が広いため、駐車場には事欠かない。家族の中で、成人がそれぞれに1台のクルマを買う感じで、一世帯に2〜4台の自家用車所有が普通です。

わたくしの家は、唐津線の線路には近いものの、駅には遠い。
どこに行くにもクルマを使います。

さらに近年、高速道路の整備も進み、かなり距離のある移動でも自動車を使います。
最近では、白蓮会館の総本部のある大阪ですらもクルマ移動になり、めったにJRに乗ることが少なくなりました。

子供の時を除いて、わたくしが唐津線に乗ったのは、自力で長距離移動ができる年齢になって二度目のことでした。
しかも一度目がいつだったか憶えていません。それくらいご無沙汰しておりました。

久しぶりのJR久保田駅は、昔のヤンキーの溜まり場だった時の面影はなく、きれいに建て替わっていました。
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当然ながら無人駅なのですが、なんと自動券売機が設置されていました。そこでわたくしは820円を払って、いざホームへ。
ホームにいたのは、高校生らしき制服の軍団が2〜3部隊と、おばちゃんがひとり、サラリーマン風のおっちゃんがひとりでした。
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電車、あいや、汽車の中は、ホームの人の少なさから類推するにきっとガラガラだろうというわたくしの期待を大幅に裏切り、意外にも乗車率が高く、全く座れない。
立ってる人も多く、わたくしは仕方なく我が家が見える側の窓際に場所を取りましたが、身を寄りかからせる壁面の確保には失敗しました。

さて、久保田駅から唐津に向かうと、すぐ線路は大きく右カーブします。

吊り革に掴まらずにフラフラしないで、ちゃんと立ち続けることは、電車通勤に憧れたわたくしのプライドでしたが、いや、ありゃあムリです。
むちゃくちゃ揺れるんです。
2〜3歩ヨロヨロしたりして、自分が明らかに普段電車に乗らないヨソモノであるということを周囲の乗客に知らしめてしまいました。

いや、しかし、いろいろな景色を堪能しましたよ。

思わす登ってみたくなるような森へ消える石段。
長い参道の、いかにも格式が高そうな神社。
誰も踏み込むことのなさそうな一面が蓮華草の田んぼ。

線路は道と違い、必ずしも沿線がみな化粧をしているわけではない。
だからこそクルマを運転していては決して気がつかないような美しい自然や、昔の人々が作った良き時代の文化が、決して媚びないままの素顔でいてくれるのです。


三夜待の仲間も言っていましたが、まず、唐津線は駅数を増やさなきゃ。
駅と駅の距離が長すぎ。
あれだけ駅間が離れていては、沿線在住の人でも、駅周辺以外の地域に住んでる人にとってはなんのメリットもない。

だから作ろう江利駅を。
わたくしが近い将来、小城の市長になって、作ってやろう江利駅を。

ま、さすがに江利駅は冗談としても、候補としては、大寺の北、晴田、一本松峠、多久と厳木の間、 木、和多田などですかね。

美しい自然は守ってほしいが、活気がないのはやはり寂しい。
地域でアイデアを出しあって、みんなで工夫していきたものです。

頑張れ唐津線。
たまにはオレも乗るから。


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