修行僧達が出てきました。

普通は皆様、道中は必ず天台笠をかぶっているのですが、この日は雨が強かったため、天台笠の代わりに黒い雨傘を手に、半透明なポンチョを着ていました。

信行道場は男女を分けられていて、春は一般の男性、初夏が全女性、夏は男子学生です。

自分自身も信行道場を経験しましたし、兄の時なども何度か見ましたが、女性の信行道場を見たのは初めて。

人数は23人。そのうちの半分は60歳以上の方々です。
年配の方にとっては相当辛い生活だと思います。

女性が全員剃髪しているのも異様です。
その印象は修行僧というより、正直、囚人を見ているようでした。


たまたま今日は上田さんは太鼓係。
比較的列の後ろの方にいました。
わたくしの姿を見て、ひょっとして涙ぐんだりするのかなと思いましたが、
『あら、来てたの』
的な表情をして、足早に本山に向かって登って行きました。



今日の朝勤には、霊断師会の相伝講習のメンバーが来られていて、いつもコメントをくださる吉田上人を始め、知り合いの方々にたくさんお会いすることができました。


身延山久遠寺の朝勤は、一般人は本堂の後ろの方に座ります。
結柵の中にいる都さんの表情や所作は、わたくしが座っているところからは見えません。

長いお勤めが終わり、再び信行道場生が外に出てきます。

帰路道中を待ち伏せします。



御廟所(日蓮大聖人の墓)の手前の駐車場にわたくしの車を停めていたのですが、修行僧の列を後ろから見ていて、都さんがチラッとナンバープレートを確認したのが分かりました。

結界修行中ですから、話しかけたり、手を振ったりすると、めちゃめちゃ怒られるのです。



また、修行僧達は結界の中に消えて行きました。


わたくしは、信行道場の裏山に登って、少しの時間、勤読の声を聞いていました。
その足で御廟所に参拝して、若松屋に押しかけて無理矢理お茶をご馳走になってから、この想い出深き身延山を後にしたのでございます。

佐賀県小城市の日蓮宗寺院『勝嚴寺』
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