白蓮会館九州本部以外の選手について少々。
一般上級軽量級で優勝した成心會の選手。手元にパンフレットがなきもので、名前は失念。
この選手は、わたくし大野英章的に今大会のMVPです。
彼を初めて見たのは黎明塾の周防灘杯で、その時も並み居る強豪を打ち破っての優勝で、今大会では一層スピードやスタミナを強化しているなという印象でした。
優勝候補のひとり、沖縄の金城選手は一、二回戦ではほとんど息も切らさずに軽々と戦い、そつなく勝ち上がってきました。
これまで何度となく金城選手の試合を見てきましたが、その中でも今回の動きがわたくしの知る限り、過去最高に良かったように感じました。
このまま軽量級は金城選手で決定か？と思いきや、成心會の選手に敗退。
残念ながら白蓮会館ではない選手の出場枠獲得ですが、いや、日本代表にふさわしい強さを持っているのは間違いない。
中量級の目玉は前世界王者平木博仁選手。
果たして堂々の決勝進出です。
今回優勝した岡山の林選手に敗れたものの、後半になればなるほど優勢に試合を進めて、きっちりと勝利を掴み取ります。
現在、白蓮会館は全国的に中量級が手薄です。
このままじゃいかん。
このままじゃいかんから、オレが出る。
そんな流派を背負う気持ちでの平木選手の復活出場でした。
なので、結果は残念でしたが、それ以上に、平木選手がカラダを張って伝えたかったことを会場にいた白蓮会館の道場生の皆様が感じ取ってくだされば、平木選手にとって充分有意義な戦いであったと思います。
九州本部から平木選手の念いを受け継ぐ選手の出現に期待しております。
さて、太田に勝った岩戸選手のオフェンスはえげつない。
時間が経てば経つほど怖い攻撃力。
できれば、太田とは対戦してほしくなかった選手でした。
勇征会の山田選手は、わたくしが他流派で最初から注目していた選手です。
初戦で優勝した林選手といきなりの対戦でしたが、決して内容は悪くなく、延長なんかはけっこう有利な試合運びをしていたと思います。
次回に期待してます。
重量級は、現役アラフォーの星・楢迫義治選手の優勝。
楢迫選手は年齢の割に上への攻撃もいまだ多彩で（失礼）、スタイルが美しい。試合後にお話することができたのですが、本人的には練習してきたイメージとは程遠い動きだったとご謙遜なさってました。
そうかなぁ？
すごく安定感があって、強いと思ったんだけれども。
アキラに勝った辻選手も、周りに聞いたら誰もが口々に強いと言うもんだから、試合前からすっかりビビりました。
重量級では珍しくステップを使って周り込みからの攻撃が多く、多彩な組み立てで面白かった。
女子軽量級はみっちゃんが優勝。
女子重量級はMACの選手（名前は失念）の優勝。
重量級の決勝はむちゃくちゃハイレベルでしたね。組手は全く五分五分に見えましたが、意外に両者には体重差があったようです。
心眼塾の池田大空選手は高校生にエントリーしてました。
二年前、白蓮会館九州大会で我が陣営を震え上がらせたキレがまだ記憶に新しい。
残念ながら肝心の試合は見損ねてしまったのですが、もし池田選手が一般上級に出場していたら、W杯予選の結果は大きく変わっていたかもしれません。
さて、林選手の中量級優勝で、岡山支部からの世界大会出場者数は3人です。
どんだけスーパー支部なんだろう。
そして山形のみっちゃんが女子軽量級で優勝、これで山形支部も、日野くん、ほっしゃんに続き、三人目の世界選手が誕生です。
これは、ほんとにすごい。
伊藤支部長、寺山支部長、ほんとにすごい。
寺山支部長は、自分自身が日本代表ですから、とにかくそっちを頑張ってください。
寺山支部長に
『ねぇ。いつまで試合に出続けるの？』
と質問しました。
そしたら
『いや、別に決めてないっす。特に辞める理由もねーし。』
とのこと。
すごいな。感心した。
純粋に楽しんでいる人にとっては、別に辞める理由なんてない。
そりゃ確かに、こんな力の抜けた自然体で空手やってりゃ40歳になっても日本代表の座を獲得できるんだろうよ。
普通の人はどこか楽しくないから、どこからか辞めるにもっともらしい理由を探してるのかもしれないですね。
世界相手に戦っている人は、やっぱりすごいよ。
世界といえば、悠悠。
わずか一日の間に各地でいろいろ問題を起こしたとの情報が寄せられております。
わたくしが発見した悠悠の問題行動はこちら。
二回席からズームで撮ったやつなので見にくいと思いますが、他流派同士の対戦で決着がつかず、体重判定になっている、ま、空手の大会会場ではお馴染みのシーンですが。
ここに立ち会っているのが、もちろん主審と副審ひとり、それとアナウンスのスタッフ、そして北島悠悠です。
いったい、なぜ？
この大会は試合コートを結柵で囲ってあり、選手と運営関係者以外は入れないのですが、堂々と体重計を覗き込む。
しかも両者ともに他流派の選手ですよ。
ただ単に間近で見たかっただけなのだろうか。
やはり、世界レベルは一味違う。
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【 大野 英章の“昼夜常精進”】
一般上級軽量級で優勝した成心會の選手。手元にパンフレットがなきもので、名前は失念。
この選手は、わたくし大野英章的に今大会のMVPです。
彼を初めて見たのは黎明塾の周防灘杯で、その時も並み居る強豪を打ち破っての優勝で、今大会では一層スピードやスタミナを強化しているなという印象でした。
優勝候補のひとり、沖縄の金城選手は一、二回戦ではほとんど息も切らさずに軽々と戦い、そつなく勝ち上がってきました。
これまで何度となく金城選手の試合を見てきましたが、その中でも今回の動きがわたくしの知る限り、過去最高に良かったように感じました。
このまま軽量級は金城選手で決定か？と思いきや、成心會の選手に敗退。
残念ながら白蓮会館ではない選手の出場枠獲得ですが、いや、日本代表にふさわしい強さを持っているのは間違いない。
中量級の目玉は前世界王者平木博仁選手。
果たして堂々の決勝進出です。
今回優勝した岡山の林選手に敗れたものの、後半になればなるほど優勢に試合を進めて、きっちりと勝利を掴み取ります。
現在、白蓮会館は全国的に中量級が手薄です。
このままじゃいかん。
このままじゃいかんから、オレが出る。
そんな流派を背負う気持ちでの平木選手の復活出場でした。
なので、結果は残念でしたが、それ以上に、平木選手がカラダを張って伝えたかったことを会場にいた白蓮会館の道場生の皆様が感じ取ってくだされば、平木選手にとって充分有意義な戦いであったと思います。
九州本部から平木選手の念いを受け継ぐ選手の出現に期待しております。
さて、太田に勝った岩戸選手のオフェンスはえげつない。
時間が経てば経つほど怖い攻撃力。
できれば、太田とは対戦してほしくなかった選手でした。
勇征会の山田選手は、わたくしが他流派で最初から注目していた選手です。
初戦で優勝した林選手といきなりの対戦でしたが、決して内容は悪くなく、延長なんかはけっこう有利な試合運びをしていたと思います。
次回に期待してます。
重量級は、現役アラフォーの星・楢迫義治選手の優勝。
楢迫選手は年齢の割に上への攻撃もいまだ多彩で（失礼）、スタイルが美しい。試合後にお話することができたのですが、本人的には練習してきたイメージとは程遠い動きだったとご謙遜なさってました。
そうかなぁ？
すごく安定感があって、強いと思ったんだけれども。
アキラに勝った辻選手も、周りに聞いたら誰もが口々に強いと言うもんだから、試合前からすっかりビビりました。
重量級では珍しくステップを使って周り込みからの攻撃が多く、多彩な組み立てで面白かった。
女子軽量級はみっちゃんが優勝。
女子重量級はMACの選手（名前は失念）の優勝。
重量級の決勝はむちゃくちゃハイレベルでしたね。組手は全く五分五分に見えましたが、意外に両者には体重差があったようです。
心眼塾の池田大空選手は高校生にエントリーしてました。
二年前、白蓮会館九州大会で我が陣営を震え上がらせたキレがまだ記憶に新しい。
残念ながら肝心の試合は見損ねてしまったのですが、もし池田選手が一般上級に出場していたら、W杯予選の結果は大きく変わっていたかもしれません。
さて、林選手の中量級優勝で、岡山支部からの世界大会出場者数は3人です。
どんだけスーパー支部なんだろう。
そして山形のみっちゃんが女子軽量級で優勝、これで山形支部も、日野くん、ほっしゃんに続き、三人目の世界選手が誕生です。
これは、ほんとにすごい。
伊藤支部長、寺山支部長、ほんとにすごい。
寺山支部長は、自分自身が日本代表ですから、とにかくそっちを頑張ってください。
寺山支部長に
『ねぇ。いつまで試合に出続けるの？』
と質問しました。
そしたら
『いや、別に決めてないっす。特に辞める理由もねーし。』
とのこと。
すごいな。感心した。
純粋に楽しんでいる人にとっては、別に辞める理由なんてない。
そりゃ確かに、こんな力の抜けた自然体で空手やってりゃ40歳になっても日本代表の座を獲得できるんだろうよ。
普通の人はどこか楽しくないから、どこからか辞めるにもっともらしい理由を探してるのかもしれないですね。
世界相手に戦っている人は、やっぱりすごいよ。
世界といえば、悠悠。
わずか一日の間に各地でいろいろ問題を起こしたとの情報が寄せられております。
わたくしが発見した悠悠の問題行動はこちら。
二回席からズームで撮ったやつなので見にくいと思いますが、他流派同士の対戦で決着がつかず、体重判定になっている、ま、空手の大会会場ではお馴染みのシーンですが。
ここに立ち会っているのが、もちろん主審と副審ひとり、それとアナウンスのスタッフ、そして北島悠悠です。
いったい、なぜ？
この大会は試合コートを結柵で囲ってあり、選手と運営関係者以外は入れないのですが、堂々と体重計を覗き込む。
しかも両者ともに他流派の選手ですよ。
ただ単に間近で見たかっただけなのだろうか。
やはり、世界レベルは一味違う。
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