博多祇園山笠が終わりました。
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わたくしは佐賀の人間なので山笠を語るほどの知識もないし、思い入れもない。
ただ、わたくしが福岡に拠点を構えて早10年。
この10年間で生粋の博多っ子達の山笠について情熱的に語る姿を何度も目の当たりにしました。
わたくし自身は山笠をまだまだ理解できていませんが、少なくとも博多っ子達にとって山笠がどれだけ重大な意味を持つのかはわかるような気がします。

その山笠のクライマックスである追い山が本日15日早朝5:00に行われ、わたくしは遠く佐賀の地からテレビでその様子を観ておりました。

ちなみにわたくし達は前日14日の早朝に、山笠の舞台である博多総鎮守・櫛田宮からそのお隣の冷泉公園と、そこまでの道をFacebookでの呼びかけに呼応した仲間10人で掃除しました。

これが前日の櫛田神社の様子。
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あの時こんなにガランとしていた境内に、こんなにもたくさんの人がいるのか。
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もちろん祭り本番にはその場に居合わせることはできませんでしたが、少しでもこの祭りに寄与できたことを嬉しく思いました。


さて、急速な時代の変化の中で、伝統行事がどんどん淘汰されています。
地域の小さな祭りは人が集まらず、各地で格式高い祭りが絶えてしまっています。

そんな中、山笠が何故にここまで地域に支持されるイベントになったのでしょうか。
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昔ながらの地域の祭りを失った現代人は、お祭り騒ぎを求めて現代風な代替イベントを創出します。

しかし、そこには『祈り』がない。

本来『祭り』とは『祀り』であり、その根本は神仏に対する祈りであることは間違いない。

にもかかわらず、現代の『〜祭』と名のつくイベントには御神体はまず存在しません。

『春のパン祭り』
『○○町産業祭』
『○○高校文化祭』
って、別にパンを高いところに遷座して1年間の報恩感謝を申し上げるわけでもなく、だいたいが規模の大きな各業種の発表会を以って『祭り』と称しているのです。

本来は『まるでお祭りのような人出』だったのが、いつしか『まるで』『ような』という比喩語が取れ、御神体から主役を奪いとって、人出の多い催事のことをなんでもかんでも『祭り』と言うようになったのでしょう。

最近全国各地で見かける行政主導のイベントは、核になるものが定めにくい。
あっちを立てればこっちが立たず。各業界の思惑が働きます。

いくらまち興しのために予算を投入しても、『祈り』という絶対軸に依拠しないところに別のものを無理やり立てても、どうしてもその旗印は長持ちせず倒れやすいのかもしれません。

もちろん『祈り』さえあれば長持ちするわけではない。
事実、ちょっと前まで全国どこにでもあった小さな祭りは、今や大半が姿を消し、残った祭りもそのほとんどが以前ほどの賑わいを見せなくなっています。

ただ、ここから残った、もしくはこれから始まる祭りが、5年とかそんなんでなく、20年、100年、500年と継続していくためには、やはり地域住民全員共通である感謝の祈りが不可欠だろうと思うのです。



それにしても山笠はテレビで観てるだけでもおもしろい。

神社への奉納なのに寺院にも寄る。

全員が男。女が入れない。
いったい彼らは、普段なんの仕事をしながら今日ここにいるのだろう。

沿道から見守る人達。
清めの水をかける地元の人達。
こんな早朝の集まりにくい時間(am5:00)に、どうやってこんなにたくさんの人が集まるのか。

また、日本の伝統芸能を継承する人形師にスポットライトが当たるのもいい。
こんなにも大勢の人に期待されながら自分の作品が世に出るなんて、大いにやり甲斐を感じながら仕事ができるはず。
しかも、自分だけでなく、他の人形師も一斉に作品を世に出すのです。
そりゃ時を経るにつれ作品レベルも上がる一方です。

また一面では、まるで近代スポーツのようにタイムを競い、それで一喜一憂する男達。

うーん。実におもしろい。




ところで。



ふと、気が付きました。



山笠の御神体って。



実は。



博多の街を支える『男達』そのものかもしれない。

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博多の街は、つまるところ、この男達が守っているわけで。

沿道の人達も、男達の輝く姿を仰ぎ見るために、ここに集まっているわけで。

まさに『神』。
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ということは、博多の総鎮守の本体とは、日々博多の街で生活を営む男達そのもの。



そんな男達が、唯一、神として祀られる日。

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それが7月15日の山笠追い山の時なのかもしれません。

合掌。

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あー泣けてきた。

ここにいらっしゃる男達全員が神様だったのか。

尊い。




追伸。

冷泉公園のすぐ隣に道場を構える無門塾・篠原秀嗣先生からお昼頃電話がありました。

『大野先生!
冷泉公園ば掃除したとでしょ?
なんで僕の耳に一言ゆーてくれんやったとですか!
お櫛田さんと冷泉公園っていったら、ウチの玄関先ですよ!
それなのにウチの門下生が誰も参加せず、白蓮の人達が掃除したてゆったら恥も恥ですよ!
白蓮でゆーたら、弓の馬場(白蓮会館の所在地)をウチの道場生が白蓮の抜きで掃除したて聞いたらどげん思いますか!
ゆーてもらわんと困りますよ!
これホントですよ!
もー!
こんど仕返しに弓の馬場をウチの道場生だけでこそっと掃除してやりますけんね!』

と怒り口調で叱られました。

そんなつもりは毛頭なかったのですが、大変申し訳ございません。

仕返しが弓の馬場の掃除って。

その仕返し、むしろありがたい気もしますが。

来年、合同でお櫛田さんのゴミ拾いやりましょう!




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