14日(月)は、うきは市の本佛寺(佐野前延住職)の御会式でした。

御会式とは、宗祖日蓮大聖人がお亡くなりになった日(10月13日)の前後に、全国の日蓮宗寺院で行われる法要で、大聖人のご威光を讃え、報恩感謝を申し上げます。

で、九州で最も活気のある御会式といえば、うきは市の本佛寺なのです。
勝厳寺の自慢の纏(まとい)を持って万灯行列に馳せ参じました。
この纏を奉納してくださったのは、新役員を引き受けてくださった池田伴忠さんと、児島誓さんのお2人です。

直前になって、慌ててYouTubeで纏の振り方を1時間くらい練習して、頑張ってふたつほど技を増やしました。
本番前のリハーサルで両腕を酷使し過ぎたかもしれません。これが後に仇となるとは、この時はまだ知る由もない。

今回、呼びかけに応じて参加してくださったのは、原さん家族、川邊さん家族、芦刈妙長寺加藤智久上人です。
それに勝厳寺の寺族全員の計10人です。

集合場所には間に合わず、途中の隊列整理のための一時休憩場所で合流します。
遠くから光の列が見えてきます。
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勝厳寺が遅刻して参列したため、現場も混乱しているようでした。
当初、最後尾からついていくつもりが、前から2番目に入るようにいわれ、全員でダッシュして先頭グループに混じります。
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そこから纏を持っている組だけは正面の石段から最後に登るため、ちょっと待機して、全員が境内に集まったところへ堂々と迎えられます。
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こちらは鳴りものを指揮する奥様。
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纏を振るのが下手くそのくせに、こんな晴れ舞台はちょっと気まずい。
しかも、交替がおらず、両腕は限界です。
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恐れながら一番最後に入っていきました。
そしたら、やはりというか、みんなバリバリ上手い!
疲れもあり、かなり怯みましたが、辞めるわけにはいかず、無心に振り続けます。

西身延青年会のみんなは約2分くらいで次々に交替しています。
つまり、交替要員が周りを取り囲んでいるわけで、こちらとしてもたまらず、
『すんません!代わってください!』
とお願いして何回か交替してもらいました。
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そうこうしているうちに、うちの纏の首がスポッと吹っ飛んで、現場は騒然。
慌てて取り繕って、なんとか纏の奉納は終了です。
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行列参加の皆様の労をねぎらう日蓮聖人銅像護持教会主管の佐野前暁僧正と、本佛寺御住職の佐野前延上人。
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勝厳寺から参加したメンバーで記念撮影。
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わざわざ我々の為に個室を用意してくださっていました。

その勝厳寺の控え室に向かおうとしたところ、ちょうど作元上人が玄関口で
『あれくらいの短い時間で疲れたなんて言ってちゃダメですよー』
って皮肉を言われてしまいました。

でも、纏を振れる人員が2人しかおらず、しかも纏が2本だから、途中全く交替なしで振り続けたわたくしどもの苦労も推し量っていただきたい。


それから、今回は兄が
『あんた、えらいいろんな人から挨拶されよったねぇ』
と感心されるほど、実に多くの方からお声掛けをいただきました。
それは5月の本佛寺の佐渡団参で檀信徒の皆様とご一緒させてもらったからに他ならない。
ほんとにたくさんの方に
『あっ!佐賀のお上人!』
『来年も来てくださいねー』
と話しかけてもらいました。
まといのレベルも全然で、アウェイ感ありありでしたが、なんだか少しだけ居場所ができたような感じがありました。


帰りがけに纏を片付けようとしていたら、西身延青年会の高校生ぐらいのお兄ちゃん達が近寄ってきて
『すいませーん。良かったらちょっと纏を触らせてもらえませんか?』
と言ってきました。

もちろん、我々の纏に興味を持ってもらうのは嬉しいので、喜んで貸しました。
そしたら、
『お!めっちゃ軽い!』
『え?マジ?俺にも貸して!』
『わ!振りやすーい!』
『え?俺にも貸してー』
って、あっと言う間に大勢の人だかり。

こんなに重たい纏を『軽い』と言われたら、われわれ立つ瀬がない。

そうなんだ。この纏は軽くて振りやすいのか。

なら、弱音を吐いていられないなぁ。


ちなみにこの纏は梅谷仏具店(白蓮会館福岡道場生の武田豊史さんのお店)で制作されたものです。
いちお木工用ボンドなんかを使って自分で修理するつもりだったのですが、電話で相談したところ、さっそく翌日に福岡から勝厳寺まで来られ、修理のために持って帰ってくださいました。
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来月12日が勝厳寺の御会式です。
それまでに間に合うように早急に修理してくださるとのこと。ありがとうございます。
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勝厳寺の御会式は、
11月12日14:00から。
松尾山御真筆行列は17:00からです。
多くの方のご参列をお待ちしております。


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