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さて、大会内容ですが。

残念ながら九州本部から出場した3人(山鼓大、児玉和也、太田貴幸)は本戦進出ならず。

また頑張りましょう。

考えましょう。勝つために必要なことを。

ところで、全員が高校生に負けたわけですが。
いや、九州本部に限ったことではなく、軽量級に関しては、なんとBest8に高校生が7人!
なんという10代の台頭!
こんな時が来るかもしれないとの危惧は薄々感じていましたが、実際に目の当たりにすると衝撃も大きい。
特にわたくしは軽量級の審判をしたので、トーナメントの端っこに陣取る白蓮会館各支部の代表選手・看板選手が、他流派の若い子にバタバタと負けていくさまは、まるで太平洋戦争中に日本軍急降下爆撃機の開戦以来の歴戦の猛者達が、米軍のVT信管の新型の対空攻撃になすすべもなく撃墜されていくような(一般的でない比喩で恐縮です)そんな歯がゆさがありました。

九州本部は、九州本部らしく戦おう。
決してモノマネはしない。
相手を知り、そして己を極限まで磨こう。


児玉…。
接近戦が苦手だということが試合開始早々に相手にバレた。
打ち合うと姿勢が悪くなり、視野が狭くなってますます打ち合えなくなる。
ま、自覚しているみたいなので、改革してくれることを期待しております。

鼓大…。
割と良いところは出し切ったんじゃないかと思います。相手の方が底力において勝っていたと言うしかない。
ただ、よっぽど光るものがあるのか、えらくたくさんの先輩方から
『九州のあの茶帯、強いねぇ』
『大野のとこのあの茶帯、あれは将来伸びるよね』
なんて過分なるお褒めの言葉をいただきました。
おそらく、わたくし伝てではなく、直接言われたことも少なからずあったでしょう。

調子、

乗ってください。


せっかく才能あると言われているのに否定する必要はない。


それより、児玉!

鼓大ばっかり目立っていることにヤキモチを妬いてくれ。


さて。
九州本部のエース・太田貴幸選手ですが。

わたくしからは何も言うまい。
そんな他人からとやかく言われる歳でも、立場でもないし。

わたくしはとにかく、太田に全日本チャンピオンになってほしいのです。

だって、頑張ってますもん。
報われる日が来ることを心から祈念申し上げます。



白蓮会館以外の九州の選手、それに印象に残った試合についてはまた後日書きます。




平成25年11月17日(日)大阪府立体育会館
白蓮会館主催・ファイティングオープントーナメント全日本空手道選手権大会に関してはe-fightに詳しく記事が掲載されています。

<入賞者一覧>

▼一般女子軽量級(55kg未満)
優 勝 山口千怜(空研塾西田道場)
準優勝 西田弥生(一光会館)
第3位 山崎有梨(真士会)
第3位 安部杏奈(淑龍会)

▼一般女子軽量級(55kg以上)
優 勝 吉村 佳(空研塾西田道場)
準優勝 大木 苑(宮野道場)

▼一般男子軽量級(65kg未満)
優 勝 福地将人(淑徳巣鴨高校空手道部)
準優勝 竹中達哉(成心會)
第3位 長島拓哉(正援塾)
第3位 岡崎陽孝(淑徳巣鴨高校空手道部)

▼一般男子中量級(75kg未満)
優 勝 福地勇人(白蓮会館)
準優勝 御宮知慎吾(誠會)
第3位 蔵本竜二(宮野道場)
第3位 宮崎聖也(極真宮崎道場)

▼一般男子軽量級(75kg以上)
優 勝 山口翔大(白蓮会館)
準優勝 北島悠悠(白蓮会館)
第3位 内藤貴継(白蓮会館)
第3位 鞠谷貴大(誠會)