大会前、何度となく山道ランニングを行い、そのたびに山頂にあるお宮で必勝祈願を入れてきたわけです。

で、大会が終わったわけです。

もちろん、大会の結果報告と御礼を申し上げに再び金立山に登り、金立神社に参拝しなければならないのは当然の道理。

そこで行ってきました御礼参り。
安心してください。お礼参りに参加できなかった人の分まで御礼をちゃんと申し上げてきましたよ。

金立神社は、4つの宮からなります。
麓から
1.下宮
2.中宮
3.上宮
4.奥宮
の順番で、南北一直線上に直列して存在します。

我々が山道ランニングをしていたのは、中宮から奥宮の自動車用のルートで、本当は歩いて登る別の参道があります。
今回の目的はトレーニングではなく、あくまでも参拝なので、本来の参道を歩くことにしました。

特に、上宮には車では近寄れない。
残りの3つは車で乗り付けることができます。しかし、上宮だけは絶対に歩いてじゃないと行けない。

そして歩いてしか行けない上宮は、なんと、おそらく日本で唯一(?)完全な石製の神社です。
床も、回廊も、柱も、壁も、天井も全部が石。
規模こそ違いますが、まるでパルテノン神殿のような出で立ち。

車で乗りつけられないところに、どうやってこれほどまでの石材を運んだのか。
興味は尽きません。

いろんな検索ワードを入れてインターネットで調べてみましたが、おそらく神殿、拝殿ともに全てが石造りの神社は全国にここをおいて他にはない。


ほら。見てみたくなったでしょう?


見てみたくなった人は、ぜひ来年一緒に登りましょう。

当日は13:00に金立公園駐車場に集合。
そこから車2台に分乗し、まずは金立神社下宮に参拝。
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この時点でのメンバーで記念撮影。
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集まったメンバーは、池末指導員、森永仁也指導員、めいせい、れん、みれい、まさひろ、秋山かずま。

お手洗いの作法の指導から、参拝作法もしっかり教えます。
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下宮の境内地には弁財天社も。
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境内地に隣接する形で幼稚園があり、そのあいだに樹齢450年の楠の大木があります。
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幹の太さはなんとこれくらい。
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一の鳥居のすぐそばにもこれに匹敵するくらいのクスノキがもう1本ありました。
佐賀県の県木はクスノキで、いたるところにクスノキの巨木があります。
以前このブログで、佐賀県の樹齢1000年を超えるクスノキに言及したことがあります。
それはこちら
なんと佐賀県にはこのレベルの樹齢のクスノキが多数存在しているのですね。

ここから再び車で移動します。

キャンプ場のすぐ下にある中宮。
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中宮の傍に、下に降りる小道があります。
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クルマ移動が普通となった現代では、誰も使う人はいないでしょうが、おそらくこの道が下宮から中宮へ至る正式な参道なのでしょう。
ここはさすがにわたくしも歩いたことはありません。

その小道から見上げた中宮の全貌。
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ちょうど花を上げるお年寄りがいらっしゃいました。
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たぶん、あのお方は金立神社の御神体の権現に違いない。

そんなこんなで、中宮から歩いて山頂目指して出発です。
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この、最初の坂がどれほど急なのか伝わらないのがつくづく残念です。

横から撮影してみました。
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伝わらないなぁ。

しかし、いくら急な坂でも足元は舗装されています。
きついのはきついが、まだまだ歩きやすい。
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しかし、ほどなく道は落ち葉に隠れ。
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ものの5分もせぬうちに完全に舗装がなくなり、自然歩道になります。
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途中、手のひらサイズの小さな看板が。
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左に曲がれ、ということです。
先を歩いていた子供達はこの看板に気がつかず、だいぶ道なりに進んでしまいました。
そのまま進んでしまうと、正現神社方面(金立山の手前の低い山)に行ってしまい、山頂に辿りつけません。
大人の中で最も若い仁也に走って連れ戻してもらいました。
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これじゃあ、ちょっと気がつきにくいなぁ。
もう少し大きなものに取り換えていただきたいものです。

川を渡り
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山に分け入ります。
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この辺りで、ランニングのアプリ(Runastic)を起動させていないことに気づき、ここから時間を計ります。

途中、馬鹿デカいミミズを発見!
子供達は大騒ぎ。
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登山道には、いたるところにこのような石小積みが。
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いったい誰が、なんの目的でやってるのだろう。

子供達がまた何か発見したようです。
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観音様です。
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石段を登って参拝。
大人はみんな、ここにきて石段を登ることに抵抗があります。
この頃にはだいぶ足に疲れが溜まっていました。
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再び歩き始めます。
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と、ここにきて岸川拳士と遭遇。
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もしわたくしが先頭を歩いていたら肝を潰していたに違いない。
こんな山奥で1人、いったい何をやっているのかと思えば、少し早く出発して、みんなが追いつくのをこの辺りで待っていたそうな。

まるでドラクエで、誰もいないところをひたすら突き進んで行ったところに、なにやら重要なメッセージを持って1人待ってくれていた町の人みたいでした。

せせらぎに降りられるポイントがあります。
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ここで、しばし休憩。
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わたくしは法衣だったので、頭から水をかぶったりできなくて、みんなが羨ましかった。
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いよいよ道が悪くなります。
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そうしてるところに、『縁結石』なるものが。
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木の枝を岩の側面に引っ掛ける事ができると願いが叶うらしい。
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みんな一生懸命。
それぞれに願を掛けて、出発。
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ランニングのコースと違い、途中で傾斜のない箇所が数カ所ありました。そこで歩きながら体力回復。

左手に、なにやら人型の御神体をお祀りしている祠があります。
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いったいどんな神様か存じませんが、とりあえず素通りはできません。
みんなで参拝。
後日いろいろ調べたところ、下宮と同じようにこちらも弁財天とのこと。上宮・下宮ともに西側に弁財天がお祀りされているとは、単純に明治維新の時に近所の御神体をかき集めた結果ではなく、何やら深いえにしがあるに違いない。

この弁財天を過ぎたらすぐに石段が。
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子供達はテンションが上がって猛ダッシュ。

石段を登り切ってもしばらく自然歩道が続きます。
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こちらの岩場を過ぎたら、初めて視界が開けました。
上宮に到着です。
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境内地には、なにやらさまざまな石体が勧請されています。
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上宮の建造物は
【 県内で類例のない大規模の石殿として石材工芸史上注目すべき価値がある 】
とのこと。
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ほら。梁も石製。
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柱も、壁も石製。
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床も、階段も石製。
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全部が石なのです。
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この神殿を左に抜けると、さらに山頂に向かう道が続きます。
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ここまでくれば山頂まではあとちょっと。
ものの5分程度でこの場所に出るのです。
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そう。すでに懐かしくなった奥宮の前の駐車場広場です。
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山頂でみんなで記念撮影。
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帰りは、来た道を引き返すのがイヤで、ランニングコースを歩いて下りました。
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ちなみにわたくし改良服(僧侶の平服)に袴姿で登ったために、長時間ふともも同士が直接こすれ合ってひどい股ずれに苦しんでいます。
それに雪駄で登ったために、足の裏全体にマメができたような激痛です。

みなさま。やはりハイキングは登山に適した服装を選んだほうがいいと思います。

最後に、Runasticでのデータです。
車道を走った時の距離は3.5km。
参道を歩いた時の距離は2.4km。
約1km短い。しかし、アプリ起動を途中でやったので、おそらくちょうど3kmくらいじゃなかろうか。
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高低差も346mということで、50mほど足りない。
中宮から歩き始めた時の時刻は13:30。
奥宮に着いて、降り始めた時はちょうど15:00くらい。
なので、中宮からゆっくり休み休み登って山頂までの所要時間は90分ほどです。

こちらが車道のランニングの時。
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ぜひご参考になさってください。

来年の今頃、またやります。
多くの方の参加をお待ちしております。