宗教者のくせに最近政治関連の話題ばかりで恐縮ですが、また政治系です。
本日自民党総裁選が始まりました。
高市早苗氏の立候補により、女性初の総理大臣の誕生の可能性が高まってきております。
しかしながら『女性初の総理誕生か』などのフレーズを一度たりとも耳にしたことがない。
なぜメディアはここまで沈黙をするのだろうか。
今までの感覚なら、女性が総理大臣になるというのは、社会の大きな節目となる歴史的大事件として報じられるはずです。
しかし現在、もう現実としてその可能性が極めて高まっているにもかかわらず、日本の主要メディアは驚くほど静かです。
今なぜ「女性総理誕生」の可能性が騒がれないのか。
世論が騒がないのは、単に高市氏が女性であること以上に、保守であるという点が大きいと思われます。
いわゆるフェミニズム運動やリベラル勢力が掲げてきた女性の社会進出とは、一般に「ジェンダー平等」や「弱者擁護」の文脈と重ねられて語られてきました。
それゆえ、これまでメディアに担がれてきた著名な女性政治家たち（福島瑞穂、辻元清美、蓮舫etc）は、いずれもリベラル寄りです。
だが高市氏は、その正反対です。
憲法改正、国防強化、伝統文化の尊重、皇室の護持など、いわば女性でありながら、徹頭徹尾、保守の立場に立っています。
これまで、「女性＝弱者の代弁者」すなわち「女性＝リベラル」という文脈で応援されてきた構図が、高市氏の登場によって足元から揺らいでしまう。
このことが、逆説的にメディアからの扱いづらさを生み、報道量の少なさにつながっているのではないか。歴史的快挙となる可能性すらあるこの瞬間を、マスコミは意図的に矮小化しようとしているのではないか。
マスコミは今、重要な分岐点に立たされていると感じます。
候補者を「思想や政策」で推すのか
それとも「性別やイメージ」で推すのか。
高市氏が総理になれば、日本の政治史はもちろんのこと、ジェンダー観や政党観にも大きな地殻変動が起きるのは間違いない。
それは「女性が政治を変える」という構図ではなく、「思想を持った人物が性別を超えて国を動かす」という、新しいフェーズへの強制的な移行とも言えます。
わたくしは今、チームみらいや参政党などの新しい潮流に強い興味を持っています。
なぜなら旧来のイデオロギー対立や利権構造の中では不可能だった改革が、圧倒的な合理性と覚悟をもって、現実のものとなりつつあるからです。
最近の参議院選挙は特に、こんなにも選挙がおもしろいと感じたことはない。
自民党の功績を全否定する気はありませんが、近い将来、自民党は本気で変わらざるを得ない。
そしてその変化は、性別でも年齢でも肩書きでもなく、当然内部の序列や派閥の力関係でもなく、思想と行動力を兼ね備えた者によって実現されるのかと思うと、もうワクワクしてしまいます。
日本は今、皮肉にも高市氏という女性総理候補の出現によって
「女性が総理になるかどうか」
ではなく、
「どんなビジョンを示せる政治家が、日本を率いるべきか」
という問いに真剣に向き合っているのかも知れません。
とはいえ、自民党総裁選ですからね。
自民党総裁選ということは、自民党の問題だということです。
おぼろげに浮かんでくるんですよ。
セクシーな結果が。
やれやれ。
本日自民党総裁選が始まりました。
高市早苗氏の立候補により、女性初の総理大臣の誕生の可能性が高まってきております。
しかしながら『女性初の総理誕生か』などのフレーズを一度たりとも耳にしたことがない。
なぜメディアはここまで沈黙をするのだろうか。
今までの感覚なら、女性が総理大臣になるというのは、社会の大きな節目となる歴史的大事件として報じられるはずです。
しかし現在、もう現実としてその可能性が極めて高まっているにもかかわらず、日本の主要メディアは驚くほど静かです。
今なぜ「女性総理誕生」の可能性が騒がれないのか。
世論が騒がないのは、単に高市氏が女性であること以上に、保守であるという点が大きいと思われます。
いわゆるフェミニズム運動やリベラル勢力が掲げてきた女性の社会進出とは、一般に「ジェンダー平等」や「弱者擁護」の文脈と重ねられて語られてきました。
それゆえ、これまでメディアに担がれてきた著名な女性政治家たち（福島瑞穂、辻元清美、蓮舫etc）は、いずれもリベラル寄りです。
だが高市氏は、その正反対です。
憲法改正、国防強化、伝統文化の尊重、皇室の護持など、いわば女性でありながら、徹頭徹尾、保守の立場に立っています。
これまで、「女性＝弱者の代弁者」すなわち「女性＝リベラル」という文脈で応援されてきた構図が、高市氏の登場によって足元から揺らいでしまう。
このことが、逆説的にメディアからの扱いづらさを生み、報道量の少なさにつながっているのではないか。歴史的快挙となる可能性すらあるこの瞬間を、マスコミは意図的に矮小化しようとしているのではないか。
マスコミは今、重要な分岐点に立たされていると感じます。
候補者を「思想や政策」で推すのか
それとも「性別やイメージ」で推すのか。
高市氏が総理になれば、日本の政治史はもちろんのこと、ジェンダー観や政党観にも大きな地殻変動が起きるのは間違いない。
それは「女性が政治を変える」という構図ではなく、「思想を持った人物が性別を超えて国を動かす」という、新しいフェーズへの強制的な移行とも言えます。
わたくしは今、チームみらいや参政党などの新しい潮流に強い興味を持っています。
なぜなら旧来のイデオロギー対立や利権構造の中では不可能だった改革が、圧倒的な合理性と覚悟をもって、現実のものとなりつつあるからです。
最近の参議院選挙は特に、こんなにも選挙がおもしろいと感じたことはない。
自民党の功績を全否定する気はありませんが、近い将来、自民党は本気で変わらざるを得ない。
そしてその変化は、性別でも年齢でも肩書きでもなく、当然内部の序列や派閥の力関係でもなく、思想と行動力を兼ね備えた者によって実現されるのかと思うと、もうワクワクしてしまいます。
日本は今、皮肉にも高市氏という女性総理候補の出現によって
「女性が総理になるかどうか」
ではなく、
「どんなビジョンを示せる政治家が、日本を率いるべきか」
という問いに真剣に向き合っているのかも知れません。
とはいえ、自民党総裁選ですからね。
自民党総裁選ということは、自民党の問題だということです。
おぼろげに浮かんでくるんですよ。
セクシーな結果が。
やれやれ。
